故ク・ハラさん実兄のインタビュー公開…「妹の遺した財産、離婚家庭の子どもたちに」

故ク・ハラの兄が妹への格別な愛情を表わした。

月刊誌ウーマンセンスが29日、故ク・ハラの兄ク・ホインとのインタビューを公開した。「KARA」出身の歌手ク・ハラの訃報が伝えられ8か月目。兄ク・ホイン氏は、子の養育の義務を怠った場合の財産を継承できないようにする、いわゆる「ク・ハラ法」の制定を進めている。

実際にク・ハラの実母はハラが9歳、ク・ホイン氏が11歳になる頃に家を出て行き、彼女の死の後、弁護士を選任して相続権を主張するため現れた。現行民法上ハラの実母は養育義務を完全に捨てても実父と半分ずつ財産を分けて持つ優先順位1位の相続人だ。兄ク・ホイン氏は、ウーマンセンスとのインタビューを通じて「母の不在でも、かろうじて生き遂げた妹の財産であるだけに実母の代わりに助けが必要な人に使われることを望む」と法案発議の背景を明らかにした。

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2020.06.29