故ク・ハラの実兄、ハラへの”暴行・脅迫容疑”元恋人の控訴審裁判に出席

故ク・ハラの実兄、ハラへの”暴行・脅迫容疑”元恋人の控訴審裁判に出席

韓国ガールズグループ「KARA」故ク・ハラを暴行し、私生活動画で脅迫した容疑で、1審で懲役1年6月、執行猶予3年を宣告された元交際相手のチェ・ジョンボム被告の控訴審裁判が開かれた。

この日、ハラの実兄=ク・インホさんが遺族として裁判に出席した。

チェ被告は2018年8月、ク・ハラの身体の一部を違法に撮影、同年9月にク・ハラと喧嘩中にけがを負わせ、「私生活の動画」を流布すると脅迫した疑いを受けている。チェ被告は性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)、傷害、脅迫容疑などで在宅起訴された。

昨年4月に行われた1次公判でチェ被告の弁護人は「彼が財物損壊をしたことは認めて反省しているが、残りの控訴事実は否認する」と立場を明らかにした。また、私生活の動画は写真が性的羞恥心を誘発するものではないと弁護した。傷害の疑いについては、「積極的に力を行使したことがない」とし「性関係の動画を口実に知人を呼んで謝罪するよう強制したこともない」と強要容疑を否認した。

同年7月に開かれた1審結審公判で、検察はチェ被告に懲役3年を求刑した。検察は「被告人のように、恋人に恨みを抱いて暴露するという犯罪を犯した場合、芸能人かどうかを離れて、誰でも厳しく処罰する必要がある」との理由を明らかにした。ただしチェ被告側は「リベンジポルノという言葉、捜査機関とマスコミの報道が被告人に手綱を握らせた」と主張。ク・ハラ側は「チェ被告はマスコミを通じて、被害者のふりをして反省もしなかった」と反論した。

裁判所は昨年8月、1審宣告公判でチェ被告に懲役1年6月、執行猶予3年を宣告した。裁判所はこの日、チェ被告の財物損壊、傷害、脅迫、強要、性暴力犯罪など5つの容疑について言及した中で、性暴行犯罪について無罪と判断した。

 

WOW!korea提供

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