「インタビュー」「ラブリー・スター・ラブリー」パク・シフ オフィシャルインタビュー

フィリップの恋心は、どのように生まれたと思いますか?
パク・シフ:フィリップがウルスンに向かって言うセリフの中にこんなセリフがあります。「体を張って助けてくれたのは君が初めてだから」。
何度もウルスンに助けられて、フィリップの中に彼女への好意が芽生えます。それが積み重なって恋心になったのでしょう。
ドラマにもそれは現れています。どこか一つの場面で一目惚れしたわけじゃない。ウルスンはそんなキャラクターじゃありません。

外見がどうのではなく好感の積み重ねです。視聴者の皆さんも、じっくり観てもらえば共感できると思います。
「ああ、だからフィリップはウルスンを好きになったんだ」と。最近のドラマでは一目惚れする場面がよくありますが、
好感の積み重ねで恋心を抱くことのほうが訴えかけるものは多いと思います。

記憶に残る面白いエピソードは?
パク・シフ:撮影現場でですか? このドラマは愉快なシーンが多いんです。現場も楽しかった。怖いシーンもあるけど
愉快なシーンも多くて。記憶に残るシーンと言ったら……。

序盤のイスのシーンはどうですか?
パク・シフ:イスのシーン! そんなシーンがありましたね。忘れてたな。言われて思い出しました。
あのシーンの撮影のあとは体が痛くなって、マッサージを受けに行ったんです。普通の人なら首が入らない場所に、
実際に肩まで突っ込んで撮影しましたからね。あのシーンは本当につらかった。時間もかかったしね。でも楽しかった。
イスの脚を曲げて入り込むので、体格のいい人なら5分も耐えられないでしょう。よく覚えています。
撮影されている当人は苦しんでいるのに、画面には面白おかしく映るのですから(笑)。

苦労したエピソードですね。
パク・シフ:まさにそのとおりです。苦労したエピソードだ。苦労した上に記憶にも残ってる。スタッフは面白がり僕だけ大変(笑)。
経験しないと僕の心情は分かりません。

オフの日の過ごし方は?
パク・シフ:オフの日は気晴らしに郊外に出かけます。それから、キャンプが好きですね。親しい知り合いと森や海辺に行って、肉を焼いて食べたりすると癒やされます。旅行も好きなのでよく外国にも行きます。旅先では特に何もしません。さわやかな風に吹かれて休息を取ります。次回作の台本を読むこともありますね。音楽を聴きながらキャンプをするのが大好きです。

日本へもよく行きます。日本の田舎には緑豊かな森林があり、とても美しいです。森林浴をして、温泉に入って、おいしい物を食べる。
暇ができると近い日本に行って、休息を取るようにしています。数日滞在するだけで充電できるからです。

騒がれませんか?
パク・シフ:田舎では車で移動するので騒がれたりしません。気付いてくれたら僕としては逆にありがたいですよ。
「ありがとう」と言いますね。旅先で僕のファンがいたらうれしいから。

今ハマっている趣味は?
パク・シフ:ハマっている趣味は……自転車に乗るのが好きですね。運動は欠かしません。歩くのも好きで、
近所の漢江沿いを毎日1~2時間歩きます。ほかには、「黄金の私の人生」のあと、グアムでスカイダイビングをやりました。
もちろんインストラクターと一緒ですよ。スキューバダイビングも好きです。

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2019.10.28