まずは、「スタッフも頑張りましたし、出演者も本当に頑張って、カッコいい作品になっています」という寺西監督に続き、キャストが一人ずつあいさつ。
寺西は「この映画を皆さんにお届けできることを大変うれしく思っています。また、こうやって皆さんと、素晴らしいステージでお会いできたことが本当にすごくうれしいです」と笑顔を見せ、葉加瀬は「私たちは警察の役ということで、アクションシーンも満載ですし、ヘリコプターなどスケールの大きい撮影もしました。本当に楽しんでいただける作品となっております。ぜひ楽しんでいってください」と期待を高めた。
そして、グァンスは「1年前に頑張って撮影をして、作り上げた作品です。最後まで思い切り楽しんでください。きょうは来ていただき、ありがとうございます」と伝えた。
他のキャストも、「スリルとサスペンスのある見応えのある作品です(北嶋)」、「本当にすごい緊張感がある作品なので、最後まで楽しんでもらえたらうれしいです(平野)」と作品を紹介。
さらに、「人生初の舞台あいさつで、ちょっとだけドキドキ・ワクワクしています(奥田)」、「きょうはたくさん応援しに来てくださって、本当にありがとうございます。僕も日本の映画が大好きなんですけど、こうやって僕が出演した映画が公開される日が来るなんて、夢みたいです。皆さん、楽しく観覧してください(イム・スヒョク)」と公開初日を迎え、感激するキャストたち。
主演を務めた3人は、自分の役どころや撮影エピソードなども披露。寺西は「最初に台本をいただいたときに、青島刑事役と書いてあったので、普通の役かと思ったんですけど、AIだったので、“ロボットになったことがないしなぁ”と(笑)。でも、現場に入って、僕もいろいろ勉強して、監督にも“こうしてみたいんですけど、どうですかね~?”とか監督からも意見をもらって、いい役が演じられたかなと思います。監督も、全ての共演者の方々にすごい愛があったので、すごいいい作品ができたかなと思いますね」と監督に感謝。
葉加瀬は「小田由紀という役はシングルマザーで、ここでは出てないんですけど、都知事の旦那様と何かあったんじゃないかっていうものを匂わせています。都知事とはちょっと仲が悪いっていう雰囲気も出ていると思うので、そこを分かって見ていだけると面白いと思います。あとは、監督がアメリカの警察映画のようなものを作りたいと言っていたので、役作りとして、アメリカの警察映画をたくさん見ました。なので、日本にいないようなラフな感じのスタイルで演じさせていただいています。そういうところも注目して見ていただけたらなと思います」と役作りについても語った。
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