【おうちでハングルレッスン】【初級編4】Kポップファンのためのハングルかんたん講座

100個の文字

康「まずは、ハングル表をひととおり見てみましょう」
ウィ「ハングル表は、ハングルに慣れるまでは、コピーを取って持っておくといいと思います」
康「表を見ると、横軸が母音で縦軸が子音になっていますね」
ウィ「はい」
康「母音と子音がどのように組み合わさって文字ができているか、ということが一目瞭然です」
ウィ「そうですね。数から言えば、横軸の母音が10個、縦軸の母音が10個です」
康「10×10ですから、合計で100個の文字が表に入っています。ただし、あまり使われていない文字も入っています。100個あっても使われる頻度にはかなりの違いがありますね。基本的には、横軸の1番であるㅏの母音が作る文字を確認しましょう」
ウィ「そうですね。ㅏの母音に10個の子音を付けてできる文字がハングル表でも最初に覚える文字だと言えます。日本語なら『あ、か、さ、た、な……』に該当すると言えるでしょう」

左右型と上下型

ウィ「さらにハングル表を見ていきましょう。たとえば母音の1番から10番までが基本母音ですが、1番から4番までと最後の10番は形の上では縦棒が母音の基準になっているものです。この場合は、左のほうに子音が来る左右型になっています」
康「そうですね」
ウィ「次に、横軸の5番から9番までの母音は、形の上で横棒が母音の基本になっています。この場合は子音がかならず上に入る上下型になります」
康「そういうところをしっかり覚えましょう」
ウィ「子音と母音を組み合わせるときに、それが左右型なのか上下型なのかを知ることが大切です。それがわかれば、ハングルの構成を理解することができます」
康「発音に関しては、こまかく考えないでそのままひらがなで読んでもいいですよね」
ウィ「いいと思います。ひらがなで覚えたほうがハングルの読み方を理解できると思います。何度も反復して声に出してみましょう」

(3ページに続く)

・【初級編2】Kポップファンのためのハングルかんたん講座

・【初級編1】Kポップファンのためのハングルかんたん講座

・【初級編3】Kポップファンのためのハングルかんたん講座

2020.05.05