「イベントレポ」SEVENTEENが全12公演のコンサートツアーを完走。超絶フォーメーションダンスに20万人が熱狂!

ラストに向けてのヒットメドレーで興奮はマックスに
そのままセンターステージで、韓国での最新活動曲「Home」へ。しなやかかつ13人の動きが一糸乱れぬ話題の3回転ターンを生披露した。続いては切ない歌詞と激しいパフォーマンスのギャップでせつなさが全開の「THANKS」。2曲続けての名曲に観客からの拍手もひときわ大きく鳴り響いた。
衣装替えの間のVCRでは、メンバーたちがペイントローラーで絵を描いている姿に加え、ツアータイトルにちなんだ春にまつわるインタビューが流され、最後には大きなひまわりの絵を完成させた。

ジーンズ素材を主体にしたカジュアルな衣装に着替え、エンディングに向けてのヒットメドレーへ。日本語バージョン「Oh My!」は、「どうしようもなく どうしようもない… 好きすぎておかしくなりそうだ」という、かわいい歌詞がハートをくすぐる。「VERY NICE」では、メンバーたちが踊りながら、わきゃわきゃとしたからみを見せ、ラストのサビでセンターステージに走っていくと、青色のテープが舞い上がった。そして「CARATちゃん、アッキンダー」の掛け声で「Adore U」へ。前半はメンバーが半分ずつ前向きと、後ろ向きになってのパフォーマンス。センターステージでも背後にいる観客を配慮する高度なファンサービスをあたりまえのように、さりげなくやってしまうもSEVENTEENならでは。「アッキンダ~」と歌うたびに、ペンライトが波のように揺れて、観客の興奮はマックスに。

恒例のキレキレカバーダンスも!!
駆け抜けるように3曲を終えるとエンディングトークへ。ホシは観客のペンライトを愛しそうに見つめながら「今日は僕の人生の最高の春です。皆さんが星の海みたい」とコメント。そしてメンバーたちが観客に向かって息を吹きかけると、観客はウェーブで応え、会場は光を変えながら揺れる海原となった。ディエイトは「僕はこの場面を夢で見たんです。夢に見るくらいきれいな光景です」と感動しきり。すると、いきなりジョンハンが「僕も感動して泣きそう~」とセンターステージに向かって走り出し、それを追いかけるホシ、ジョシュア、ドギョム、ディノ。ホシが「ジョンハンさんの気分がどうしたらよくなりますか?」と問いかけると、ジョンハンは「僕と一緒に踊ってくれる」と愛嬌を振りまき、他の4人は「もちろんだよ!!」と合意。「ミュージックスタート!!」と号令をかけると、5人が踊り出したのは、DA PUMPの「U.S.A.」。キレキレのダンスに観客たちも「C’mon baby アメリカ!!」と大合唱。

ここでホシが5月29日にファーストシングル「Happy Ending」がリリースされることを告知し、観客に「いつ?」と呼び掛けると「5月29日!!」。「誰が?」「SEVENTEENが!」「なにを?」「Happy Endingを!」「発売で~す」と、シングルの告知もちゃっかりとコールアンドレスポンスで!!抜群のノリのCARATに満足そうなメンバーたち。

ラストの曲は韓国最新ミニアルバムの収録曲「Getting Closer」で、激しいビートに合わせて素早い上下運動の連続。最後の最後に体力消耗が激しい曲ができるのはSEVENTEENのフィジカルの強さゆえだ。ファンたちもSEVENTEENの曲の中でも最高難易度と評判の応援法を叫んで盛り立てた。(4ページに続く)

 

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2019.05.02