防弾少年団(BTS)、限界ない疾走…世界にファンが拡張する理由…’善良な影響力’と’報いる愛’

RMを始めメンバーは、「善良な影響力」と「報いる愛」を重ねて強調した。RMは「アルバムに込めた社会的なメッセージと慰労がファンの傷を癒した部分があって、僕たちの音楽を聴いて元気をもらったという方々の話を聞くともっとがんばらなくちゃいけないという気がします」として「ファンが僕たちのおかげで力を得たといいますが、僕たちはARMY(ファン)のおかげで倒れないで活動ができます」としながら共存関係だと説明した。

防弾少年団をしっかりと守る力は「クリーンな自己管理」も一躍買っている。ファンを失望させる悪い噂がないという点は、防弾少年団のロングランの理由の一部分を占めている。

これについてSUGAは「自己管理に関する約束や鉄則を立てたりはしました。デビュー初期のことです。僕たちがしている事や、僕たちを愛してくれる方々に対する思いと、芸能界で働きながら及ぶ影響力や雰囲気を見ながら堂々としていたかったです」と語った。また「メンバーどうし、『どんな生き方をしていかなければならないか』という話をたくさんしました」として「歌手としてどのように生きていかなければならないかについてたくさん問いかけてきました。自然に約束が出来上がったと思います」と紹介した。加えて「受けている愛に対して応えなければいけないという思いが共通していました」と述べた。

ジミンは「約束をしたというよりは、その雰囲気が自然に作られたと思います」として「僕たちどうしである話をする時、『何があろうと僕たちはお前の味方だ』という言葉をたくさん掛け合いました。そばにこんなメンバーたちがいると思うと、メンバーたちも姿勢を気を付けるようになったと思います」と付け加えた。

世界最高のアイドルとして浮上した防弾少年団だったが、自慢はしなかった。RMは「僕たちが良い成績を出した時は、もちろん嬉しくてお祝いしますが、絶対に『この世を制覇した』などと考えたりはしません」としながら「いつもファンにいただいた愛にいかに報いるかという思いで悩み続けています」と謙遜な態度を見せた。

一方、防弾少年団は、5月1日(現地時間)に開催されるビルボードミュージックアワードのパフォーマーとして公式に招請されるだけでなく、「トップ/デュオグループ」と「トップソーシャルアーティスト」部門の候補にも上がった。今回「トップソーシャルアーティスト」部門を受賞すれば、3年連続受賞という快挙をおさめることになる。

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2019.04.18