「イベントレポ」ワールドクラス防弾少年団、自ら証明した成長…"9万ファン熱狂"

特に今回のコンサートで初公開された「IDOL」のパフォーマンスステージは、アフリカンリズムに「オルス、チョッタ」、「チファジャ、チョッタ」「トングギドック、クンドロロ」などの国楽の合いの手が加わって雰囲気を盛り上げた。サムルノリ(朝鮮の伝統楽器を用いた韓国の現代音楽)と韓国舞踊が結合したダンスも印象的だった。これに先駆けて行なわれたJ-HOPEが記者懇談会で「韓国的でありながらもグローバルな音楽が誕生した」と語ったように印象深いパフォーマンスは一気にファンを捉えた。

その後メンバーのソロ曲のステージが続いた。公演に先駆けてジンは、メンバーたちのソロステージをコンサートの一番のポイントにあげたりした。J-HOPEは、フューチャーハウスジャンルの曲「Trivia 起 : Just Dance」を披露し、ジョングクは恋に落ちる直前の感情を描いたさわやかな曲「Euphoria」を歌って大きな反応を得た。ジミンはパフォーマンスが印象的な「Serendipity」を、RMは感性的なヒップホップジャンルの「Trivia 承 : Love」で彼独自の個性を見せた。SUGAは「Trivia 転 : Seesaw」でメルロディカルな歌を試みて以前にはなかった魅力をアピールした。Vは、R&Bジャンルンの「Singularity」でボーカリストとしての強みをみせ、ジンは「Epiphany」でシリーズをまとめた。

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2018.08.26