-撮影で大変だったエピソードなどがあれば教えてください。
僕が大変だったというより、俳優たちが大変だったと思います。エアコンもない狭い車内での撮影がかなり多かったので。撮影に使ったのは、見た目は当時の車ですが、エンジンや中の部分は、最近のものに変えた改造車だったんです。それで、1台はエアコンのついた車があったんですが、全部につけることができなくて…。俳優にとっては、エアコンのある環境の方が演技しやすいので、そういう部分で、俳優たちに申し訳なかったなと(笑)。
-昨年年末、チャン・フン監督は「第6回韓国トップスター賞授賞式」でトップ監督賞を受賞され、「第54回大鐘賞映画祭」では「タクシー運転手」が最優秀作品賞を受賞されるなど、各映画祭で賞を受賞されていますが、監督にとってこの作品はどういうものになりましたか?
この作品は、とにかくたくさんのものをくれた作品です。もちろん、これまでの全ての作品に愛着はあるんですが、僕の作品への愛情とは関係なく、たくさんの方々に愛されたので、とてもありがたい作品です。
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