詐欺師サ・ドチャンの時はとぼけた演技でキャラクターをこなした。また、完璧で抜け目のない検事ペク・ジュンス役を演技する時は冷静そのものだった。
特に今月5日の放送ではサ・ドチャンとペク・ジュンスが国家権力を背負って、無鉄砲に麻薬密輸をしている証拠を掴もうと共同捜査する姿が描かれた。大統領専用機を捜索しようと提案したペク・ジュンスと大統領行列を止めたサ・ドチャンの浅知恵で緊迫感あふれる息合いを見せた。
普通ドラマでは完全に違った人物として表現しても、ケミを生かすことができるか心配される共同捜査で、チャン・グンソクは1人2役を完ぺきにこなしたという好評を得ている。1つの顔の中に2つの人格を見る面白さで、視聴者たちもドラマにはまってしまった。
これに力づけられてこの日に放送された7、8話の視聴率は視聴率調査会社ニールセンコリア基準6.6%、7.6%(全国放送家具基準)を記録した。前回の6話が記録した6.7%に比べて0.9%上昇した数値であり、王座を守った。
チャン・グンソクとチャン・グンソクのケミがはずみをつけて、さらにどれくらい上昇するのか水木ドラマの視聴率合戦に注目が集まっている。
