-RENA先生が入ってきてから、キャストの皆さんが、急に背筋がピンとして、真面目なトーンになりましたけど(笑)、特に韓国人キャストの2人は直接会ってみてどうですか?
RENA:正直に言ってもいいですか? 2人ともめっちゃ可愛いなと思って(笑)。舞台で演じている以外のやりとりをちょこちょこ見ていたら、ハイタッチをしていたり、韓国語で会話している姿を見ていると、仲いいんだろうなってことが空気感で伝わってきましたし。それが観客の方にも伝わると、役とか漫画とか以上に、本人たちの魅力で魅せていかれるんだろうなっていうのを見て思いました。
-RENA先生はきょう、初めて通し稽古をご覧になったそうですが。
RENA:皆さん、普段着に普通の髪型で、漫画とは違う恰好なんですけど、段々と大村と雷遊に見えてきましたし、すごいコミカルに演じて下さっていたので、めちゃくちゃ笑っちゃって。私自身、舞台を見慣れていないし、“漫画原作で舞台ってどうなるんだろう? 慣れていないから見られるかな”と思っていたんですが、ストーリーが進むにつれて、笑えたり、めっちゃ可愛かったりして、世界観に引き込まれていって、ゲラゲラ笑いながら見させていただきました。
ミンス:ありがとうございます!
-RENA先生は原作者として、この作品をどんな舞台にしてほしいですか? 期待していることなどがありましたら教えてください。
RENA:やっぱり表現方法が漫画と舞台ってぜんぜん違うので、舞台だけを見た方にも、この話の言いたいことっていうのが伝わったらいいなと思っていますし、この舞台をきっかけに、漫画を読む人が増えたらうれしいな、ということも思っているので、すごく期待させてもらっています。
ミンス:頑張りますよ!
二葉:でも、僕たちのファンでも、すでに「漫画を買ったよ」って写真を送ってくれた人もいっぱいいて。
RENA:そうなんですか!? ありがたいです。
二葉:けっこう予習して見に来るから、怖い部分もあるけどね。
ミンス:それ、いま見ないでほしいな(笑)。めっちゃ緊張するよ。「あれ? いまセリフ間違えたんじゃない?」ってすぐ分かるから。終わった後で見たらいいのにね。せっかちだな、みんな(笑)。
一同:(大爆笑)
-RENA先生は本番も見に来られるんですか?
RENA:ハイ、来ます。どっちのバージョンも見させていただきます!
二葉:緊張しちゃう(笑)。
インジュン:先生が客席で見ているってプレッシャーですね。
二葉:きょうも、ミンスのパターンの通しだったんで、僕はやらないって聞いていて、けっこう余裕こいていたんですよ。そしたら、先生が二葉君バージョンもって。しかも、僕としては一番プレッシャーがかかっているシーンがあるんですけど、そのシーンを見せてくださいって言われて。冷静な感じで「あっ、やりますよ」って言ってやったんですけど、もう心臓バクバクで、めっちゃ緊張して。大村が近くに来て寄り添うシーンだったんですけど、インジュンは俺の鼓動がずっと聞こえていたらしいです(笑)。
インジュン:めっちゃ心臓がドキドキ、ドキドキってしてて。
RENA:え―!
二葉:意外と小心者なんで(笑)。
インジュン:あそこまで緊張している姿を1回も見たことがなかったんで、なんでこんなに緊張してるんだろうって(笑)。この漫画を描いた先生なので、その先生を満足させられるように、きょうみんな全力で頑張りました。
(8ページにつづく)