「個別インタビュー」舞台「雷神とリーマン」ミンス&インジュン&二葉勇、マンガ原作者RENAに最高の舞台を見せることを約束! 「原作のファンが見ても面白いと思ってもらえるよう頑張ります」

-作品の中で、特に注目して見てほしいシーンは?
二葉:全シーン見どころなんですけど、一番見てほしいところは、雷遊と大村が心を通わせて、単純に心で人を愛すっていう、いろんな意味で愛すっていうことが大きなテーマとしてあると思っているので、そこが芽生える瞬間を見てもらえたらなと思います。
インジュン:たしかに。
二葉:一緒に出掛けるシーンとかもすごく可愛らしいし。演じていて楽しいんです。
インジュン:現実ではないことをいま芝居でやっているんで、2人の関係性がさらに近くなっていくっていうのが見どころだと思います。
ミンス:あと、オープニングダンスも注目してほしいです。楽しく拍手とかしてもらえたら、うれしいです。
二葉:そうだね。
インジュン:全員で踊るから、見ていても面白いと思います。
-では、ここからはRENA先生にも加わっていただき、いろいろ聞いていきたいと思います。
二葉:緊張する~(笑)。
-RENA先生はきょう初めてキャストにお会いしたそうですね。漫画が舞台化されて、キャストがこのように決まりましたが、どのような印象ですか?
RENA:皆さん、すごく楽しい方々だなと思ったし、漫画のキャラクターを3次元で落とし込むって難しいことだと思うんですけど、皆さんそれぞれ自分の中に、キャラクターを落とし込んで、役作りをされてきたんだなっていうのが伝わってきました。二葉さんとミンスさんのそれぞれの雷遊も、同じセリフだけど、微妙に感じ方も違うし、面白いなって。大村は、もともとのキャラクターがイカつい感じなんですけど、インジュンさんが演じられると、すごく可愛くて、“あっ、可愛い大村もいいな”とか思いながら(笑)。
インジュン:僕は原作に迷惑をかけないように、自分たちのファンだけじゃないから、原作のファンが見ても面白いなって思ってもらいたい、っていうプレッシャーがあったので、そのためには、自分なりの役をちゃんと見せたほうがいいんじゃないかなと思って、いま練習しているんですけど。


-やはりキャストの皆さんは、漫画原作ということで、かなりプレッシャーを感じていらっしゃるんでしょうか?
二葉:ファンの方にどう思われるかというよりは、自分がどう演じられるかというプレッシャーですけど。漫画だと長いセリフが吹き出しに書いてあって、そこを表情1つで描くところもあるじゃないですか。それが漫画のすごいところで、それだけで、長いセリフを物語る表情が書いてあるんですけど、舞台の中では、その長いセリフのワンセンテンスずつ、自分なりに雷遊はどんな表情をしているのかっていうのを想像して演じるんで、それが難しくもあり、挑戦できる楽しいところだと思うので、原作のファンの方に、“あっ、雷遊が動いてる”って思ってもらえるような演技ができたらなと思って取り組んでいます。
ミンス:僕も、さっき先生に質問したんですけど、自分なりの雷遊を作ってみたけれど、どんな雷遊がいいかなって、まだ分からなくて。表情も感情も、これが合っているのかどうか。でも、自分なりの雷遊を作っていくのが楽しくて、この作品がめちゃくちゃいいんで、最後まで頑張ってみます!
RENA:お願いします。楽しみです!
ミンス:本番は絶対に噛まないから、信じてください!
二葉:ミンスはずっと漫画を読みながら、「面白い」って言っていたんですよ。
RENA:よかったです!!男性にも面白いと言って頂けるのはとても嬉しいです。

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2018.04.04