「個別インタビュー」舞台「雷神とリーマン」ミンス&インジュン&二葉勇、マンガ原作者RENAに最高の舞台を見せることを約束! 「原作のファンが見ても面白いと思ってもらえるよう頑張ります」

-インジュンさんから見ると、2人の雷遊はどんな感じなんですか?
インジュン:2人は全く違うんです。同じセリフを言ってても、全く違う感じなんで、それがこの作品の魅力にもなるんじゃないかなと。二葉君のファンもミンスを見たら、これはこう違うんだみたいな、面白いなって。逆パターンもあるだろうし。2人が頑張ってくれているから、僕もどっちにも合わせられるように、すごく明るい雰囲気で練習しています。
二葉:インジュンはめちゃくちゃ器用なんですよ。僕、けっこうアドリブが多い役者なんです。
ミンス:多い、多い。けっこうあるね。
二葉:だから、最初は韓国の人だし、対応できないかなと思ったんですけど、やっていったら、めちゃくちゃ対応力があるんですよ。どんなアクシデントが起きても、それを芝居の中で、崩れることなく、役としてつなげる能力がめちゃくちゃ高いなと思いますね。
インジュン:最初は“あっ、ここでいきなりアドリブ?”ってビビッたりしていたんだけど、それが慣れてきて、いまは二葉君がどういうアドリブをしてくるんだろうって自分なりの楽しみもできて、それがすごい面白いです。


-インジュンさん、かなり余裕じゃないですか。
インジュン:いやいや、そう言われたら恥ずかしいんですけど。
ミンス:いいな~。俺、余裕がないからね(笑)。
一同:(大爆笑)
ミンス:もう精一杯だよ、セリフで。
二葉:いや、その精一杯さが雷遊っぽいのよ。初めて人間界に来たっていうのが出てる。
-インジュンさんはゲイのサラリーマンという役ですが、どのように役作りをしているんですか?
インジュン:最初はすっごく心配があったんですよ。どうやって表現すればいいんだろうって。それで調べてみたり、友達に聞いたりしてみて、見た目でゲイを表現するんじゃなくて、雷遊との感情の中で、ゲイということを表現すれば、プラスになるんじゃないかなと思って、自分なりに考えてやっているんですけど。ちょっと足りない部分もあるんですけど、頑張ってなんとか乗り越えたいなと思います。

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2018.04.04