歩兵師団は射撃重視
体力テストも実施される。
3キロのランニングで規定のタイムをクリアできないと、体力不足の烙印を押される。そういう人は徹底的な体力強化プログラムを課されることになる。
3週目になると、いよいよ軍事訓練が本格的に始まる。
最初に小銃の操作や管理を学ぶ。
白骨部隊、青星部隊、イギジャ部隊はすべて歩兵師団なので、歩兵として小銃の技術向上が特に重視される。
まずは小銃の分解と組み立てを完璧に覚え、その後に射撃予備訓練で銃の構え方や標的の狙い方を学ぶ。
そのうえで、実際に射撃訓練に移っていく。25メートル先のマトに正確に当てるための訓練が延々と繰り返される。
また、手榴弾の扱い方と投げ方を学ぶ。
危険をともなうので、教官がマンツーマンで指導してくれる。事故がないように細心の注意の元で訓練が続く。(3ページに続く)