「コラム」白骨部隊・青星部隊・イギジャ部隊の新兵訓練は何をする?(前編)

化学ガス訓練を行なう新兵たち(写真=韓国陸軍公式サイトより)

BIGBANGの3人が次々に兵役入りした。G-DRAGONは白骨部隊、SOLは青星部隊、D-LITEはイギジャ部隊のそれぞれの新兵教育隊に入った。こうした最前線の部隊では5週間の新兵訓練はどのように行なわれるのか。今回は前編だ。

最初の4日間は準備期間
どの部隊の新兵教育隊でも、入隊した当日は午後2時から入所式が行なわれる。
それが終わると、正式に訓練兵として登録され、新兵訓練の準備段階に入る。このときは、次のような段取りとなる(部隊によって内容が変わることもある)。

◆身長・体重などの体格を正確に測定し、身体に合う活動服が支給される。
◆健康診断を受ける。健康に問題があれば、帰宅処分もありうる。
◆知能検査と適性検査を受ける。
◆軍服を支給され、小銃を割り当てられる。
こうした準備段階は4日程度もうけられている。その後は正式な連隊入隊式に臨み、いよいよ軍人訓練が始まる。
入隊してから2週目となり、軍人としての精神教育を受ける。さらに、敬礼や制式(立ち方や行進の仕方など)をみっちり仕込まれる。
また、軍人としての連帯感を高めるために、軍隊式の体操や軍歌を習う。(2ページに続く)

2018.03.17