「個別インタビュー」「風の色」クァク・ジェヨン監督、古川雄輝×藤井武美との撮影を振り返る!「藤井武美がソン・イェジンやチョン・ジヒョンのようになってくれたら」

Q.流氷のシーンや、港での脱出マジックシーンなど、撮影は自然との闘いでもあったと思いますが、特に苦労したエピソードなどがあれば教えてください。
今回、流氷に関しては、撮影が2月を過ぎてしまっていて、それ以前でないと撮れないと聞いていたので、諦めていたんですが、運良く撮れたので、それがすごくよかったです。それから、ただでさえ寒いのに、古川君が冷たい水の中に入ったり、体が濡れたまま撮影したりすることが多く、かわいそうだなと思いながら撮っていました(笑)。でも、北海道を旅するような感じで撮影ができたので、楽しかったです。なかなか行けないところに行ったり、見られない風景を見たりすることができたので、すごく幸せでした。

ⓒ「風の色」製作委員会

Q.苦労したというより、楽しかったと。
撮影は43日ぐらいだったんですが、この映画にしては短かったと思います。その短い中で、ミスもなく撮影を終えることができたのは、運が良かったからだと思います。東京に来て、桜のシーンを撮らなきゃいけなかったんですが、それもしっかり撮れましたし。

Q.全てタイミングがよかったということですね。
タイミングも上手く合ったし、すごく運に恵まれていたので、この映画も成功できるんじゃないかと。しかも、古川君は撮影当時より、かなり有名になったと聞いているので、古川君の人気に助けてもらえるんじゃないかと思います(笑)。(6ページに続く)

2018.01.22