ショーケースの3日前に来日し、日本デビューシングルのジャケット写真撮影、メディアとのインタビュー、番組出演など、さまざまなスケジュールをこなし、楽しかったというSF9。ちょうど花見シーズンだが、テヤンは「FANTASYの皆さんと花見に行って、おでんと焼き鳥が食べたいです」と話し、ロウンは好きな日本のアーティストとしてONE OK ROCKを挙げ、古家が「ちょっと聴かせて」とお願いすると、「Wherever you are」のワンフレーズを即興で歌い上げ、ファンをメロメロに。さらに、古家から「日本で流行っているものできますか？　例えばPPAPとか」とふられると、フィヨンがはにかみながら、キュートにPPAPを披露し、客席からは「かわいい～！」と黄色い声が飛び交った。
事前に募集したファンからのリクエストに応えるコーナーでは、古家のむちゃぶりが炸裂し、戸惑いながらも頑張ってチャレンジする熱意を見せたメンバーたち。ダウォンに、“モノマネでG-DRAGON（BIGBANG）からのブルース・リーからの志村けんを見せて”というリクエストをロウンが引いてしまい、ダウォンの見本を見た後、ロウンがやったことがないであろう（!?）モノマネをするハメに（笑）。それでも、なんとかやりきり、拍手を浴びた。

また、“あいうえ作文”が得意なインソンに、“「FANTASY」で、あいうえお作文をして”というリクエストをチャニが引いてしまい、チャニが挑戦。「（ファン）FANTASYの皆さん、（タ）タタタタ、（ジ）チグム ノム サランスロウォヨ（＝いまとても愛らしいです）」と答え、ダウォンから「タタタタは何ですか？」とつっこまれても、満足そうにニコニコするチャニだった（笑）。
ほかにも、ダウォンがキヨミソングを歌ったり、インソンがファンにプロポーズの言葉を言ったり、メンバー全員が順番に客席に向かって投げキスをしたりするなど、次々とファンの願いを叶え、ファンはメンバーたちの一挙手一投足に爆笑したり、胸キュンしたりと大興奮だった。
ここからはユニットステージ。まずはテヤン＆チャニがイスを使って、しなやかにダンスパフォーマンスを、次にテヤン＆チャニ＆ヨンビン＆ロウン＆ジュホがパワフルなダンスパフォーマンスをクールにキメた後、ラップライン（ヨンビン、ジュホ、フィヨン、チャニ）、ボーカルライン（インソン＆ジェユン＆ダウォン＆ロウン＆テヤン）に分けた自己紹介映像を挟み、ボーカルラインの5人が軽快なリズムのウインターソング「So Beautiful」でみずみずしく、愛くるしい魅力を発揮した。
再びMCでは、映像でもプロフィールが紹介されたが、メンバーそれぞれのキャラクターキーワードをさらに深く掘り下げた。中でも、ハンバーガーやキムチチゲが得意だとし、料理に自信があるというロウンは、「料理をするのが好きなので、機会があれば日本のFANTASYの皆さんにも作ってあげたいです」と自信を示し、バラードが大好きな“バラーダー有望株”のジェユンは尾崎豊の「I LOVE YOU」をワンフレーズ歌い、「次はもっと練習してフルバージョンでお届けしたいです」と次のイベントに対する期待ももたせた。

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