「青い海の伝説」は絶滅寸前の人魚(チョン・ジヒョン)と天才詐欺師(イ・ミンホ)の時空を超えた愛を描いたファンタジーロマンス。前世の因縁をめぐるラブストーリーにちなんで、次のコーナーは「シン君の前世を教えて!」と題し、今回のイベント参加者に、シン・ウォンホの前世は何だったと思うかというアンケートを行い、その結果をランキング形式で発表。
5位は猫。4位はバリスタ。3位は美容師。2位は犬。1位はイルカという結果。3位の美容師では、またも「美容師風の動きを見せて」というリクエストに、「『青い海の伝説』のために集まってくれた皆さんのためにやります!」と女性の髪をブローしてあげる動きなどをスマートにこなし、会場から拍手を浴びた。
1位のイルカは、「昔水族館で見た白イルカがシン君に似ているから」「賢いけど、人見知りだからテレパシーで会話をする」「癒やす音波を出しそうだから」「神秘的だけど、人懐っこいところ」などの理由だったが、「イルカは大好きなのでうれしいです。犬は自分が飼っているんでうれしいです。美容師は、…ハイ。バリスタはコーヒーが大好きなので、けっこううれしいです。猫はね、…ハイ」と正直に感想を語った。
また、少数意見でシン・ウォンホの高所恐怖症を指摘する意見もあり、「高所恐怖症なのに、高層ビルの屋上でのシーンが何度かあり、見るたびにハラハラしました」という声が多数寄せられていたと紹介されると、「撮影のとき、ビルの屋上のヘリに座った瞬間、クラクラして前のめりになったんですよ。安全装置があったから大丈夫だったんですけど、その瞬間からまたヒヤヒヤして、どうしようって。でも、監督が“悪いけど、このシーンはテオのために必ず必要だよ”って。だから、“ハイ、頑張ります”とは言ったんですけど、体の揺れが全く止まらなくて、どうしようって思っていたら、監督が1時間ぐらい抱きしめてくれて、“大丈夫だよ”って。そこからすごく信頼感が生まれて、スキンシップって大事だなと思いました。それで、けっこう撮影時間をストップさせてしまったのに、スタッフの皆さんは怒るどころか、ずっとそばにいて、“大丈夫だよ、シン頑張れ、テオ頑張れ”って。その声で、1時間経ったら緊張感が止まって、不思議と撮影ができたんです。本当にスタッフさんにも先輩にも救われた作品です」と壮絶な撮影だったと共に、ドラマチームとの絆が垣間見える心温まるエピソードを明かした。(7ページに続く)