-ジオさんはメンバーにどんないたずらをするんですか?
ジオ:冗談とかもたくさん言います。僕たちのグループは、誰か1人を集中攻撃する傾向があるんですよ。
エルミン:誰か1人がいじられたら、他のメンバーがさらにかぶせていくんです。例えば、ソウンに「背が小さね」って言ったら、ジオも「臭いがするね」と言ったり、ジェハも「手が短いね」と言ったり。
ジオ:ターゲットがヒョビンだったら、ずっとヒョビンがいじられるんです。
ヨンボ:でも重要なのは、いじられた人が面白くないリアクションをしたら、ターゲットが変わることです(笑)。
-一番ターゲットにされるのは?
一同:ヒョビン!
ジェハ:次はヨンボ。
エルミン:ヒョビンは末っ子だから、いじられたときのリアクションが一番面白いんです!
ジェハ:可愛いです。
エルミン:ヒョビンに「臭いがするよ」って言うと、「うん? 臭いする?」って脇の臭いをかぎ始めたり(笑)。その感じがすごく楽しいんです。
ジオ:ヨンボは話す言葉が面白くないから。僕たち4人はヒョビンをいじるのは面白いけど、ヨンボは面白くない(笑)。
-ヒョビンさんはお兄さんたちにいじられて、どう思っているんですか?
ヒョビン:気持ちいいです(笑)。
一同:ハハハ。
ジオ:変態です(笑)。
エルミン:いまは取材中だから、良い感じに言っていますけど、僕たちがちょっと強く言うと、ヒョビンはかなりストレスを受けていると思います。
ヨンボ:トイレで泣いちゃう。
エルミン:それウソです。(ヨンボに)そう言ったら面白くないでしょ! こういう場合も、ターゲットがヨンボに変わります。
-なるほど~。
ジェハ:ヒョビンがいつも言うんですよ。ピストルがあったら、撃ちたいって(笑)。
ジオ:それも、真っ先に僕のことから。ハハハ。
-ヒョビンさんは、メンバーの皆さんから可愛がられているということですね。
ジオ:そうです。大切な末っ子だから、僕たちがいじるのが一番面白いんです。僕がソウンをいじっても、ソウンは友達だから、リアクションがなくて、面白くないんです。
エルミン:でも、メンバー同士、興味がなければ、いじったり、いじられたりすることもないから。関心と興味があるからこそだと思います。
-さすがリーダーは良いこと言いますね~。
ジオ:頭が良いんです。
ヨンボ:いつも最後をしっかり締めてくれます。
ジオ:やっぱり年が重要です。ハハハ。
-日本に長期滞在し、3月に1stライブ、7月に2ndライブを行い、現在も新大久保のK-StageO!を中心に、3rdライブを展開中ですが、ライブに力を入れているのはどうしてですか?
ジオ:いつも応援してくれているファンの皆さんに、恥ずかしくないアーティストになりたいからです。
ヒョビン:新幹線とか飛行機に乗って、遠くから来る方もいるし、朝から待っている方もいるし。
ジオ:ある意味、ファンの皆さんは、大切なお金と時間を費やして、僕たちに投資している、ということですよね。投資してよかったなと思えるぐらいの公演をしなくてはいけないので、そこに集中して力を入れているし、だからこそ、もっと頑張るしかないと思っています。
エルミン:僕たちは、8月3日にデビューしましたけど、その前にライブで活動がスタートしました。ファンの皆さんは、ライブで活動を始めた僕たちがデビューしたのを見て、いまの3rdライブが終わったら、来年韓国で番組に出演するかもしれないから、その番組も見て、そうやって、僕たちが成長していく姿をずっと見ているわけじゃないですか。だから、日本で長期的にライブをしながら、もっと良い姿を見せたいし、皆さんと一緒に成長していきたいと思っています。
ソウン:もちろん番組も重要ですが、やっぱり、近い距離でコミュニケーションがとれるという部分では、ライブが一番。できる限り、ファンの皆さんの近くで、最大限の力を発揮して頑張りたいと思っているので、ライブに力を入れています。
エルミン:僕たちがすごく有名になって、東京ドームみたいな大きなステージに立つことになったら、ファンの皆さんの近くに行きたくても、行けないじゃないですか。だから、将来、東京ドームを埋められるような実力を持ったとしても、この状況、思い出を忘れずに、いまやっているような小規模公演をやると、すでにファンの方と約束しているんです。
ジオ:もし、事務所が小規模公演はしないと言ったら、僕たちのお金でやろうと思うぐらい、ファンの皆さんと近くで触れ合えるライブは大事だなと思っています。
-いま毎日ライブをしていて、どんな部分が成長していると感じますか?
ジオ:僕はもともとわがままで、何でも自分が正しいと思っていたんです。でも、最近はメンバーたちから学ぶことも多いし、他のグループ、いろいろなスターを見て、学ぼうという姿勢になったことが成長したと思います。いままでは自分勝手に、自分が絶対だと思って動いていたので、それを直そうと思っています。ソウンはもっと…。
ジェハ:背が伸びた!
ジオ:背を伸ばそうと努力しています(笑)。
ソウン:いつも靴の中に、“中敷き”という友達がいます。
ジオ:その友達の名前は「3センチ」です。場合によっては、「6センチ」。
ソウン:ハハハ。「6センチ」は無理だよ!
ジオ:ヒョビンは末っ子だけど、前より大人っぽくなりました。リーダーはグループの柱で、僕たちも成長していますけど、リーダーは瞬間瞬間、常に成長しています。周りを心配させることなく、これからも自分でしっかり成長していくと思います。だから、リーダーなわけだし。ヨンボはいつも頑張る努力家ですが、いまはそれに欲、競争欲も出てきたので、いい傾向だなと思います。ジェハは前より少し目が大きくなりました。
ジェハ:ハハハ。何もしてないですよ!
ヒョビン:あごのほくろも大きくなりました。
-ジェハさんは何か特別なものを食べたんですか?(笑)
ヒョビン:特別なものはないですけど、いつも食べています。
ジオ:メンバーの中で、一番食いしん坊なんです。ステージでは、セクシーなイメージがありますけど、普段はただの食いしん坊。
ジェハ:クマです(笑)。
ジオ:金髪クマ!
-ライブではジオさんがMCを担当していますが、他の皆さんの役割はあるんでしょうか?
ジオ:いじられるターゲットはヒョビンとかヨンボ。ソウンは、コンセプトが可愛いときは、話すときも可愛くしますけど、いまはコンセプトがワイルドだから、カッコつけています。気持ち悪いから、ディスりますけど(笑)。
ソウン:特に、決まっているコンセプトはないので、ないからこそ自由に。
ジェハ:毎日違いますね。
ジオ:ライブのトークは、テーマだけは決めますが、99%がアドリブです。
ソウン:だから、メンバーたちが何を話すのか、まったく分からない状態でステージに上がります。
ジオ:事前に決めてしまうと、何もできなくなってしまうので。
ソウン:面白くもないし。
ジェハ:だから、面白いときもあるし、面白くないときもある。
ヨンボ:ライブがたくさんあるので、毎回違うものを見せたいですから。
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