※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
ドラマ「私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~」5話(視聴率2.8%)ではエレベーターでヒョノ(イ・ジヌク)とキスを交わしたウノ(シン・ヘソン)が翌日、自宅で目を覚ました。ウノはヒョノが依然としてそばにいるという事実に驚きながらも、うれしい気持ちを隠すことができなかった。ウノを優しく見守ってくれる現在のウノと、過去のウノから冷静に去った彼の姿がオーバーラップされ、彼らの過去が繰り広げられた。
3年前、「結婚?僕はそんなのしないよ、ウノ。最初から言ってたじゃないか」と言うヒョノにウノは「8年会ったじゃない。あなたが本当にわたしと結婚するつもりがなかったら、8年も付き合っていなかったでしょ。それなら、早く別れるべきだった」と問い詰めた。
その後、ヒョノはウノに別れを告げ、ウノは突然の別れ話に戸惑いながら「これは違う。8年も付き合ったじゃない」として捕まえた。しかし、ウノの手を離したヒョノは「8年付き合おうと、8週間付き合おうと、別れるのはすべて同じだ」と冷静に話しながらも涙を流した。ウノとヒョノはキスした後、日常を一緒に過ごしながら過去の恋人だった時代に戻ったように幸せに微笑んだが、彼らの間にはどこかきわどい雰囲気が続いた。
ヘリの姿で通っていた病院を訪れたウノは、医師に会って何も覚えていないと混乱した。やがてウノがヘリを自分の実の妹だと明かした後、彼女たち姉妹の幼少期が描かれた。事故で両親を一瞬にして失ったウノ、幼いながらもヘリの姉であり、保護者になった。
しかし、時間が経って大学生だったヘリが行方不明になり、姉妹を育ててくれた遠い親戚の祖母まで亡くなると、ウノの人生は激変した。それから、ウノが行方不明になった妹ヘリの夢の通りに生きてみることを決心し、いつのまにか解離性同一性障害を患うことになった。ウノは医師に「一度生きてみたかったんです。ただ幸せだったあの子のまま生きてみるならば、わたしもそうなれるのかもしれないと思って」という本音を打ち明けた。それで幸せになったのかという質問には「3年間、あの子のまま生きてみたけどまったく」と話した。
一方、ジュヨン(カン・フン)もウノとヘリの関係を疑った。偶然特番を進行していたところ、ウノの職場の同僚である「黄金コウモリ」の記者チョン・ジェヨン(ユン・ジュマン)に会ったジュヨンは、初対面の彼から「あなたがチュ・ウノの妹と話しているのを見たことがある」と言われ、ウノの名前をポータルサイトで検索した。彼はウノとそっくりなヘリの見た目と、自分を一人娘だと言ったヘリの過去の言葉を思い出し、疑問に思った。すぐにヘリの家を訪れたジュヨンは、自身が知っていたヘリが家の前でヒョノと恋人のような雰囲気で家に入ると、混乱した。
(2ページに続く)