※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
ドラマ「私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~」3話(視聴率2.2%)ではヒョノ(イ・ジヌク)がスジョン(イ・ピラ)の連絡を受けて、ウノ(シン・ヘソン)のもとへすぐに駆けつける姿が描かれた。
自分を助けに来たヒョノの車の中で、ウノは「なぜあなたが来たの?」と尋ね、ヒョノは「車の中に死体まであると聞いたんだけど」と答えたが、ウノはヒョノが左右バラバラの靴を履いて急いで来たことに気づき「次からは来ないで。わたしに何があっても、わたしがもうすぐ死ぬことがあっても、チョン・ヒョノ、あなたは来ないで」と冷たく言い放った。
一方、ジュヨン(カン・フン)はヘリ(シン・ヘソン)に対する愛をますます育んでいった。駐車場管理所の事務所でヘリの空席に残念がったり、電気が消えた家に帰ってきてヘリが水を飲んだコップを見ながら、昨夜ヘリのとんでもないながらも愛らしい姿を思い出した。ジュヨンはその日の夜、父親のようだった兄が自分の陸軍士官学校の任官式に参加して帰る途中に事故に遭って命を失った悲しい家庭の事情をヘリに打ち明けた。兄の夢を代わりに成し遂げるために自分の夢をあきらめてアナウンサーになった事情を告白したが、彼の告白を淡々と聞いていたヘリが「そんな生き方をしてあなたは幸せになったんですか?」と尋ね、ジュヨンを悲しませた。感情がこみ上げたように、しばらく言葉を失ったジュヨンは、ヘリの一言に慰められた。
その後、ジュヨンは駐車場管理所の事務所前で会ったヘリに、自分の家に泊まった翌朝、ヘリが何も言わずに家を出た事実を話した。ジュヨンは「今度は一緒に起きてほしい」と言ってヘリをドキドキさせた。ヘリが喜びの笑いを我慢できないと、ジュヨンはヘリに駐車場管理所で初めて会った時を思い出して「かわいい人だと思いました。初めてなので、あなたのことがずっと頭に浮かびます。ずっとチュ・ヘリさんが頭から離れません」と告白した。
ヘリの時間は幸せだったが、ウノの時間は大変だった。社内政治のせいで理不尽なことでアナウンサーの同僚たちの前で公然無視されたのだ。ウノは後輩に頭を下げて謝罪をしながらも、堂々とした姿を見せた。その後、ウノが冷凍車から救助された後、ヒョノと交わした会話が続く場面で、ウノの感情は爆発した。「僕は君のことが恥ずかしい。僕がいなくてもこの業界でうまく生き残ってほしい。僕は君がまともな人でいてほしいんだ」と話すヒョノの言葉を切ったウノは傷ついた表情で「私がまともだったらだめなの?」とあふれ出そうな感情をぐっと押さえるように話した。「今は悪いと思っていない。わたしはあなたと別れたから。何の関係もないから」とし、「恥ずかしい思いをさせないでという願いは聞き入れられないと思う。だって、すごくまともじゃないのはわたしの意志じゃないから」と付け加えて、ヒョノに背を向けた。
ウノとヘリの関係も少しずつ明らかになった。アナウンサー局と報道局の情報を盗み取る、いわゆる“黄金バット”記者のジェヨン(ユン・ジュマン)がウノに同じ顔をメディアNソウルの駐車場で見たと言い、「その女性が君の妹だと言っていた。でも、君の妹は亡くなったでしょ?」と話して衝撃を与えた。しばらく凍りついたウノは「わたしの妹は死んでないですよ。あなたはなぜ言葉で人を殺すの? 一線を越えないで」と冷ややかに怒りをあらわにした。大学時代、ウノの実妹ヘリが行方不明になり、これによって苦しんでいたウノがヘリのダイアリーを通して、彼女が姉と同じ放送局の駐車場で働きたがっていたという願いを知った。行方不明になった妹ヘリが夢見た人生を生きてみようと決心したウノが、メディアNソウルの駐車場管理所に就職。時間が経って精神健康医学科を訪ねて、「ある日から思い出せない」と告白するウノの姿があった。
その後、ヘリがジュヨンと付き合っていることを知ったウノは、ジュヨンを探すためにメディアNの放送局を訪れた。インフォメーションで問い合わせをしているウノを見つけたジュヨンが「ああ、ヘリさん」と声をかけて笑った。同時に、偶然仕事のために同じ放送局を訪問していたヒョノが「おい、チュ・ウノ」と呼ぶ声が響き渡ると慌てて振り返るウノがいた。
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