「バラコラ」「BLACKPINK」JENNIE出演「アパートメント404」、期待値が大きすぎたのか不振にあえぐ理由とは?

各話のエピソードは、実際に韓国のアパートで起きた事件をもとに、当時を再現したアパートに集まった6人が隠された手がかりやゲームを通して、その秘密を解明していくというもので、6人の中にスパイも混じった人狼的な要素も含まれるという構成だ。

“韓国バラエティー初の実話をもとにした時空間超越推理バラエティー”とうたっており、目新しいものが始まるのかと思いきや、どこかで見たことがあるような光景が浮かび、不振の大きな原因として“既視感”が挙げられている。

6人を2つのチームに分け、相手を力や知恵でねじ伏せながらミッションを行う点が「ランニングマン」、偽物を見極め、駆け引きをする点が「シックスセンス」、巨額(勝利)を独占しようと仲間を裏切る点が「ミチュリ8-1000」を思わせ、ジョン・チョルミンPDが手掛けてきた番組の要素が少しずつ垣間見えると言われているのだ。

しかも、「ランニングマン」のユ・ジェソクとヤン・セチャン、「シックスセンス」のユ・ジェソクとオ・ナラが顔を揃えていることから、なおさらそう感じるというわけだ。また、キャスティングでいえば、ジョン・チョルミンPDと初めて息を合わせるのがチャ・テヒョンとイ・ジョンハの2人だけだが、イ・ジョンハは「ミチュリ8-1000」のソン・ガンと同じ事務所ナムアクターズに所属。このようにジョン・チョルミンPDのこれまでの番組と重なり合う部分が多々見られ、その世界観が散漫しているため、好き嫌いが分かれ、多くの視聴者を取り込めないでいると指摘されているようだ。

とはいえ、番組はまだ始まったばかりだ。JENNIEは、オ・ナラに負けず劣らずリアクションが大きくキュートさ全開なうえ、推理力もバツグンで名探偵ぶりを発揮。第2話ではスパイ側の役割を見事に果たし、みんなをあっと驚かせる名演技も見せた。

また、笑顔がトレードマークの末っ子イ・ジョンハは、お人よしな一面を持ち、愛されるイジられキャラ的なポジションにあり、毎回騙される側だったが、第3話では悪魔のようなスパイを演じ切ってみんなをすっかり騙し、華麗なる一人勝ちを収めた。

このように最後にドンデン返しが待っている、という展開がこの番組の見どころであり、その衝撃の度合いが面白さの度合いにもなりそうだ。今後の放送では、イ・ジョンハが不在の日、代わりに「TOMORROW X TOGETHER」ヨンジュンが出演すると報じられている。ヨンジュンの登場が起爆剤になるだろうか。どちらにしても、トップアイドルのJENNIE×ヨンジュンのバラエティー共演は大きな話題になるだろう。

 

WOW!Korea提供

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2024.03.11