世間知らずの財閥御曹司が刑事に!? 自身の持つ富と人脈を利用し、犯罪者を追い詰めていく! 『ユミの細胞たち』で共演したアン・ボヒョンとパク・ジヒョンが再タッグを組んだコミカルクライムアクションドラマ『財閥 x 刑事』が、本日 1 月 26 日(金)23 時 30 分よりディズニープラススターにて独占配信を開始する。
(全 16 話/毎週金・土曜日 2 話ずつ配信)
それに先立ち、23 日、韓国・ソウルで制作発表会が開かれ、主演の二人をはじめ、俳優のカン・サンジュン、キム・シンビ、チョン・ガヒ、キム・ジェフン監督が登壇。その会見の様子をレポート!
ハイライト映像の上映後、フォトセッションが行われた。ソロ撮影では、捜査ドラマの制作発表会らしく、それぞれが事前に準備してきたバラエ ティ溢れる”銃”ポーズで決める。集合写真を撮るためにキム・ジェフン監督が壇上に上がる際には、俳優たちが拍手でお出迎え。
和気あいあいとした雰囲気は撮影現場の温かな様子を物語っているようだ。集合写真を撮り終わると、MC を交えてのトークがスタートした。
ひょんなことから警察署にコネ入社し、凶悪犯罪捜査一課の刑事となった財閥 3 世のチン・イスが、”目には目を”ならぬ、”金には金を、コネにはコネを”という新しい捜査スタイルで犯人をおい詰める痛快な捜査劇。
キム・ジェホン監督は「これまでディズニープラスで配信されてきた刑事ものの痛快さは継承しながらも、勧善懲悪の要素を踏襲しようとはしませんでした。今作は推理捜査ものであるため、毎回新鮮で多彩なエピソードを見せようと努力しました。これまで見たことのないキャラクターと物語を見ることができると思います」と自信をみせた。
異色のヒーロー、イスを演じるのは、「梨泰院クラス」で一躍人気俳優の仲間入りを果たしたアン・ボヒョン。
「イスは憎たらしい行動 をたくさんするのに憎みきれない、そんなキャラクター。そのため、これまでのどの刑事ものよりも、清涼さとスカッとする爽快さを感じられ ると思います」とイスの魅力を紹介。「マイネーム:偽りの復讐」(以下、「マイネーム」)に続き、今作でもアン・ボヒョンを“刑事役”に据え たキム・バダ脚本家からは、打ち上げの席で「イスは当たり役」と言われたそうで「キム・バダ作家は、シナリオを書いている時から、ある程度(僕に)期待をしていたようです。1、2 話の編集版を観て大変満足してくださったそうで、“この役はあなたにぴったりね”と言われ、とても嬉しかったです」と笑顔を見せた。
今作では特に、外見的な役作りにこだわったそうだ。「刑事だけど御曹司という設定なので、シャープなボディラインを作るため、有酸素 運動をたくさんしました」とアン・ボヒョン。
漫画に出てくるような独特のヘアスタイルについては「撮影では、毎回スプレーを 1 本使い切っていました。おかげで、髪がタンフル(フルーツ飴)のようにパリパリに固まって、風が吹いても、全く崩れないんです。前髪 2 本を眉毛を固定させたのも多くの方をイラつかせたようで(笑)。これは成功なのではないかと。頭皮には諦めが必要でしたが、監督やスタッフが 気に入ってくれたので良かったと思います」と話し、会場を笑いに包んだ。
痛快なアクションシーンも見どころの一つ。「今回の武術監督さんはこれまでも僕と 4 作品でご一緒させていただいている方なので、僕が うまくできること、得意とするものを加味してアクションシーンを作ってくださいました。監督も代役を立てずに演じることを望んでいたので、できるだけ自分の力でやり切りました」とアン・ボヒョンが話すと、MC がキム・ジェホン監督に、“アン・ボヒョンのヒーローとしての能力値は?”と ズバリ質問。すると、キム・ジェホン監督の隣に座っていたアン・ボヒョンは、一気に緊張が高まった様子でペットボトルを手に取り、水をごくりと飲む様子。監督が「想像以上です。僕が見てきた俳優の中で最高だと思います」と話すと、安堵したように監督の手をぎゅっと握った。
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