女優ハ・ジウォンが11月29日(水)に放送されたtvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」に出演した。MCのユ・ジェソクが「周りを幸せにする力を持っている人」と紹介したが、まさに素顔のハ・ジウォンはよく笑い、ノリやリアクションも良く、そこにいるだけで雰囲気を明るくする、“ハッピーオーラ”の持ち主だ。
そんな愛されキャラだからか、今回の出演はいわゆる番宣の一環ではなく、番組側がハ・ジウォンには知らせず、“スリックバックの達人”として、遊び心いっぱいにオファーしたものだった。“スリックバック”といえば、空中浮遊をしているように見えるダンスチャレンジで、最近SNSなどで流行中。
そういえば、SBS「アラフォー息子の成長日記」(11月19日放送)で、俳優イ・ドンゴンとキム・ジソクも楽しそうに挑戦するなど芸能界でもブームになっているが、その中でも群を抜いて話題になっているのがハ・ジウォンだ。SNSにアップした動画がすぐさま注目され、「生まれたばかりの子牛が走っているみたい」「足ヒレをつけて走っているみたい」などと独特な動きがかわいいと反響を呼んだのだ。
挑戦が好きなので、とりあえずやってみるタイプだというハ・ジウォンは今回の収録でも、なんと履いていたヒールを脱ぎ、裸足で挑戦。その姿がなんとも無邪気で、楽しそうなのだ。そして、期待に満ちた表情で「ちょっとできました?」と確認するも、笑いが止まらないユ・ジェソクから「放送を見てください」と言われ、ハ・ジウォンは「いつかできるようになってお見せします」とリベンジを決意。笑いに加え、負けず嫌いな一面を見せ、この日のつかみは満点だった。
また、コロナ禍で映画作業が1年延期となり、4年間感情がジェットコースターのように起伏が激しく、自分という人間について深く悩み、女優をやめようかとまで考えたというハ・ジウォン。そのとき、一度も会ったことはないが、社会や人間についての考察が深いポン・ジュノ監督のことを思い浮かべ、手紙を書いて送ろうとしたそうだ。
手紙の内容は「私はこれまでたくさん悩みもし、精神的にもたくさん成長しています。監督の映画にぜひ参加したいです! お待ちしております」というようなものだったらしいが、それを聞いていたユ・ジェソクから「ポン・ジュノ監督の映画に出演したいだけ⁉」と鋭いつっこみが。
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