「イベントレポ」イ・ウゴン&チャン・ユジュン(TRITOPS*)、ノ・ミヌ(BF)ら舞台【Home】制作発表に登壇!10/6(金)〜10/9(月・祝)に浅草花劇場で上演

制作発表には三兄弟役を演じる、イ・ウゴン(TRITOPS*)、チャン・ユジュン(TRITOPS*)、ノ・ミヌ(BF)、母親役となる網浜直子と、作品の演出を務める安藤亮司、そしてスペシャルゲストとして楽曲「home」を歌う木山裕策が登壇した。

※左から安藤亮司、イ・ウゴン(TRITOPS*)、チャン・ユジュン(TRITOPS*)、ノ・ミヌ(BF)、網浜直子、木山裕策


2008年に大ヒットした歌手・木山裕策の楽曲「home」を基に、家族愛をテーマに書き下ろされたオリジナルストーリーの舞台『Home』が、昨年3月の初演に続き、新たなキャストで10月に浅草花劇場での再演が決定。9月19日、都内で制作発表記者会見が行われ、キャストの網浜直子、イ・ウゴン(TRITOPS*)、チャン・ユジュン(TRITOPS*)、ノ・ミヌ(BF)と、脚本・演出の安藤亮司(劇団ウルトラマンション)、そして、スペシャルゲストとして楽曲「home」を歌った木山裕策が登壇した。

舞台『Home』は、ミュージシャンを夢見て路上で歌う家族想いの長男・祐一(イ・ウゴン)、車椅子ながら祐一と路上歌手活動を続ける三男・蒼太(ノ・ミヌ)、そんな二人の活動に反対する現実的な次男・健次(チャン・ユジュン)の三兄弟と、彼らを明るく温かく見守るシングルマザー・充子(網浜直子)からなる山郷家の物語。

三兄弟を演じるのは、いずれもK-POPアイドル。今回のオファーを受けて、「共演者の皆さんと大好きな舞台に立つことができて光栄です。家族の話というところに惹かれました」というミヌ。ユジュンは、「家族の話であり、兄弟の話。僕は長男役のウゴンさんと同じグループで15年くらい一緒に住んでいるので、本当の兄弟だと思っています。だから、ピッタリじゃないかと思っています」と自信を覗かせると、ウゴンは「稽古が始まっていますが、すでにめっちゃいい家族の雰囲気です」とチームワークをアピールした。

彼らの母親を演じる網浜直子は、本作が17年ぶりの演技復帰作にして、初舞台作品となる。「こんなにキラキラした子たちのお母さんをやらせてもらえるんだと、トキメキました(笑)。かなりの間女優業を離れて子育てだけをしてきたので、ドキドキでしたが、一生懸命日本語の勉強をして臨んでいる子たちの足は引っ張れない(笑)。気を引き締めてやらなきゃと思っています。プライベートでは2人の息子のお母さん。その部分をキャラクターに発揮できれば」と意気込みを語ったが、今回の復帰には、「息子たちの後押しがあった」のだそう。

三兄弟役の3人に、実生活での家族関係をきいてみると、長男役のウゴンと次男役のユジュンが「姉がいます」、末っ子のミヌは「長男で、妹がいます」と、役柄とは異なるという。ウゴンは、「ミヌさんの末っ子役は可愛い。ユジュンはTRITOPS*では末っ子だけれど、可愛いというより強いので」と言って笑わせた。

会見の中盤には、原案となった楽曲「home」を歌う木山裕策がスペシャルゲストとして登壇。楽曲の舞台化を「最初は歌が舞台になると聞いて、驚きました。監督さんに僕自身の人生をきかれて、『僕の私生活が舞台になったらどうしよう』と怖くなったりもしましたが、脚本を見て、安心しました(笑)。家族愛というのは普遍的なテーマです。去年の舞台を何度も見ましたが、そのたびに涙を流しました」と絶賛。また、「控室で会った4人は、もうすでに家族っぽくて。親子も兄弟も、いっぱい葛藤して、悩んで、それを乗り越えていく。家族にはストーリーがあるんです。さっき控室で、前回とはまた違う家族の絆が生まれそうな予感がありました。僕は演技ができないので、歌でしか応援できないんですけれど」という木山は、10月6日と10月9日のアフタートークに出演し、「home」を披露するという。

本作のポスターには、「夢を持って生きることは、それだけで愛おしくすばらしい」という一文がある。キャスト4人の夢をきくと、「歌う仕事をしているので、夢は、歌い続けることです。日本でも活動をずっと続けて、長く歌っていきたいです」というウゴン。ミヌも「皆さんの前で歌ったり踊ったり演じたりすることを長く続けるのが夢。あと、愛している人たちと、どんなに大変なことがあっても乗り越えて幸せに生きること」と力強く言う。ユジュンは「同じグループだから、夢もウゴンさんと同じになっちゃう」といいながら、「僕たちTRITOPS*は、ずっと4人のメンバーで仲良くやってきた。それって、すごく難しいことなんです。運命だと思って、4人の絆をずっと守って、できるだけ長く活動したいと思っています。もはや活動というより、生活って感じ(笑)。メンバーと、僕たちのファンの方と、幸せにずっと一緒に歩いて行きたいです」と話し、網浜は、「この初舞台をきっかけに、もっと夢を持ちたいなと思いました。私も今、子育てがある程度終わりましたが、その先も、もっと夢を持って生きていくことができるということをこの舞台を通して、実践する形で皆様にお伝えできたらなと思います」と語ってくれた。

そして最後に、「心が暖かくなる物語だと思います。皆さんにいい思い出を残せるように、出演者全員で協力していい作品作っていきたいと思います。頑張りますので、応援よろしくお願いします」(ミヌ)、「とても暖かい話です。僕もそうだけれど、家族に自分の本心を言うのは恥ずかしい。でもこの作品を見たら、家族の仲がもっと良く、愛が深くなる作品だと思いますので、ぜひ家族の皆さんで見に来てください」(ユジュン)、「暖かい気持ちになって帰ってほしいです。僕たちみんなで頑張りますので、ぜひ見に来てください。みんなで一緒に頑張ってみんなで作るそんな素晴らしい作品になるよう頑張ります!」(ウゴン)、「私は脚本を読んで、一番最後に全部を持っていかれて泣いてしまいました。世の中には、それぞれ違った形の家族=homeがあると思います。世代問わず、感情移入して見ていただける作品です。いろいろな世代の方に楽しんでいただけるよう、私もこの3人のお母さん役を頑張って務めたいと思いますので、ぜひ足をお運びください。よろしくお願いします」(網浜)とキャスト陣が作品をアピール。

木山も「世界中が大変な時代だけれど、家族というのは、何をするにも核となる部分だと僕は思っています。大変なことも、家族でだったらなんとか乗り越えられるんじゃないか……。そんな存在でもあると思うんです。基本的に前向きで、ほのぼのと笑えるシーンがいっぱいありますが、最後の最後にホロリと、暖かい涙が流れる舞台です。僕も何度か会場に駆けつけ、歌わせていただきます」と援護射撃をした。

舞台『Home』は、10月6日(金)~10月9日(月・祝)まで、東京・浅草花劇場で開催される。

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2023.09.20