さらにD.O.は映画の中の状況で、相手俳優との掛け合い無しに一人で演技を披露しなければならなかった。
「監督とその感情線についてたくさん話し合った。 私もたくさん想像したが『こんな時、監督はどんな気持ちだと思いますか』、そんな話をたくさんした。 宇宙というのは間接的に体験できない部分なので、感情は私が考えている感情と監督が考えている感情は違うだろうから、そのようなことをたくさん尋ねてみた。 一人でしなければならないことが多かったから難しい演技だったと思う。 演技というのが全て想像なのだが「ザ・ムーン」は特に、その幅が大きかったようだ。 そういう面で、これから演技する時に役に立つのではないかと思う」
何よりもD.O.は「密輸」「非公式作戦」「コンクリートユートピア」など錚々たる韓国映画と今夏テントポール市場の主役として競争を繰り広げることになった。 D.O.をめぐって賞賛が続いているが、自らは「残念だ」と謙遜な発言をして印象深かった。 経験が積まれるにつれて硬くなるようだという彼は、「引き続き成長していきたい」と付け加えた。
「夏のテントポール市場の主役だからという負担感は常にあった。 ただ最善を尽くして物足りなさを残さないようにという考えだけを持って臨んだようだ。 自らむちを打ちながら、絶対に類を及ぼさないように考える方だ。 『ザ・ムーン』を観ながらも、私の演技は残念だった。 ぎこちない部分も多いと思って、もっとできたのにとも思った。 目標値が本当に高い方だが、徐々に一段、一段上がりたいと思う。 誰が観ても共感できる演技をたくさんしてみたい。 (笑)」と抱負を語った。
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