魅力的な唯一無二のキャラクターをパワフルに演じたイ・ハニと、そんなヒロインに惹かれる財閥を好演したイ・サンユンが最優秀演技賞を獲得した、世の不条理と権力の闇に牙をむく、スカッと痛快ストーリー「ワン・ザ・ウーマン」。
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このたび、破天荒で型破りな検事と財閥の末娘の超個性的なヒロイン2役を演じたイ・ハニのオフィシャルインタビューが届いた。
■本作に出演を決めた理由を教えてください。
世の中がこのような辛い状況の中、視聴者は暗くてシリアスなストーリーよりも明るく元気なストーリーを求めていると思い、明るく愉快な作品である「ワン・ザ・ウーマン」への出演を決めました。台本を読みながら吹き出すことはあまりないのですが、「ワン・ザ・ウーマン」の台本はげらげら笑いながら読みました。台本を読んで、早く演技してみたいと思いました。
■チョ・ヨンジュというキャラクターに魅力を感じたのは具体的にどんな部分ですか?
チョ・ヨンジュは「スカッとする」キャラクターだと思います。演じている時も、とても痛快でスカッとしました。特に、嫁として普通なら我慢しなければいけないところで爆発したり、「上司にもここまで言うのか」と思うようなことをためらいもなく言ったり…。しかも間違ったことは言っていないので、皆さんが「代わりに言ってほしい!」と思っていることをヨンジュが代弁しています。そのような姿が、ヨンジュの持つ魅力だと思います。
■チョ・ヨンジュは破天荒で個性的な姿が印象的な表情豊かなキャラクターでしたが、役作りをするうえで心がけたことは何でしょうか?
チョ・ヨンジュとカン・ミナは、境遇や生い立ちが全く違う人物だったので異なる演じ方をしようと心がけました。ヨンジュは出世欲が強く、心の内側には悲しみを秘めていますが、表ではたくましく堂々としたキャラクターです。なので、ヨンジュの境遇を考えた呼吸や発声、声のトーン、歩き方、眼差し、仕草などでカン・ミナと差別化した表現をしました。
■一人二役を演じるにあたって、心がけた点は何でしょうか?
一人二役だったので、基本的な温度差をはっきりさせておかないとキャラクターの区別がつかなくなると思いました。そこで、それぞれのキャラクターを綿密で繊細に表現できるよう心がけました。また、カン・ミナとチョ・ヨンジュの髪型やメイクのカラーにも気を遣いました。アイラインを引いているのといないのでは見え方が変わるので、外見でも差別化を図りました。
■演じられたチョ・ヨンジュとご自身との似ている点はありますか?
チョ・ヨンジュを演じながら、だんだんヨンジュになっていくような感覚になりました。最初から自分と似ているキャラクターだったのだと思います。
■逆にチョ・ヨンジュとちょっと違うなという部分はありますか?
似ている部分が多いですが、ヨンジュの方が破天荒で、全てにおいてやり過ぎだと思います(笑)だからこそ、演じている時もスカッとしました。
■ハン・スンウク役のイ・サンユンさんと共演してみていかがでしょうか?
相手役のイ・サンユンさんは、「ワン・ザ・ウーマン」で初めて共演したのですが、「これが息が合うということか!」と思うほど最初から相性が良くて、とても気遣いのある方でした。
■抜群のスタイルを活かしたダイナミックで美しいアクションが素晴らしかったですが、アクションシーンの撮影はいかがでしたか?
短期間でアクションシーンをこなさなければいけない状況でした。撮影の合間にアクションスクールに行って共演する方々と動きを合わせなければいけなかったのが体力的に大変でした。ですが、少しでも視聴者の方々に私のアクションシーンをお見せしたいと思い、一生懸命頑張りました!
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