全11話制作のtvNバラエティ「ソジンの家」が5月5日(金)の放送をもって終了した。
最終回こそ視聴率6.8%と下がってしまったが、8%台で推移し、同時間帯視聴率1位を記録。バラエティ番組のブランド評判では2か月連続(4月、5月)1位を獲得するなど注目度・話題性はバツグンだった。
たしかに、回を重ねるごとに売り上げにこだわる社長イ・ソジンと、休みがほしいメンバーたちという対立構図が作られ、一部視聴者からは、営業時間が短いのに“疲れた”“休もう”と不平不満をもらすメンバーたちの態度に共感できないと不評を買ったりもした。しかし、それは演出的な見せ方がそうであって、大部分はメンバーたちのわちゃわちゃしたやり取りや、仕事に奮闘する姿を楽しく見たという反応だったからこそ、良い結果で終えることができたのではないだろうか。最終回ではロケから4か月後、メンバーたちが会食をしながら、メキシコ・バカラルでの思い出を語ったり、未公開シーンが公開されたりした。その中で明かされたのが、「BTS(防弾少年団)」Vのファン(ARMY)への感謝だった。
実は営業最終日、すべての営業が終わった後、Vはキッチンに一人残り、ホットドッグを作っていた。そこにパク・ソジュンがやって来て、「何してるの?練習?明日帰るのに」とからかうように言ったが、Vの「いや」という返事で何か気付いたパク・ソジュンは今度は「ファンにあげようと?」と聞くと、「うん」とV。「だったら全部作ろう!」とパク・ソジュンも手伝い、ホットドッグとヤンニョムチキンを作り上げたのだ。
そして、ホットドッグは食べやすいように一口サイズに切るなどし、テイクアウト用の容器に入れ、スタッフに渡したV。「秩序をちゃんと守ってくれた感謝のしるし」とファンへの感謝を口にした。
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