「K-コンテンツの不法流通を防ぐ」…協議体を発足


韓国政府がK-コンテンツの不法流通を根絶するために、関係部署協議体を発足する。

文化体育観光部(部は日本の省に相当)は、違法コンテンツ根絶のために、政府レベルで対策するようにというユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の指示に基づき、科学技術情報通信部、外交部、法務部、放送通信委員会、警察庁が参加する関係部署協議体を発足し、28日に第1回目の会議を開催すると明らかにした。

協議体は、著作権侵害事犯の捜査、取り締まり、違法コピーサイトのアクセス遮断、海外著作権侵害への対応およびコンテンツ利用者の認識改善など、不法流通根絶のための省庁間協力を強化し、制度の改善課題を掘り起こす。また、実務会議を経て省庁別推進計画を総合し、放送・映画・オンライン動画サービス(OTT)分野の企業と機関で構成された映像著作権保護協議体など業界の意見を集め、6月中にK-コンテンツ不法流通根絶対策を樹立して発表する。

イム・ソンファン文化体育観光部著作権局長は「コンテンツ産業の輸出額は、昨年、過去4年間(2017~2021年)年平均9.0%という高い成長傾向を見せている。協議体を通じてK-コンテンツの著作権を保護し、コンテンツ産業の成長傾向を守ることが出来る総合対策を設ける計画」と話した。

WOW!Korea提供

2023.03.28