ガールズグループ「BLACKPINK」と米国ミュージシャン ファレル・ウィリアムスの記念写真を撮ったのがフランスのマクロン大統領と伝えられ、フランス国民は「呆れている」と韓国メディアが報じた。
「BLACKPINK」は去る25日(現地時間)、フランス・パリで開かれた慈善コンサートのステージに立った。この日の公演は、フランス大統領マクロン氏の妻ブリジット・マクロン氏が取締役を務める慈善団体が主催したものだ。
ブリジット夫人と「BLACKPINK」メンバーは、先月のワールドツアー・パリ公演で、すでに顔を合わせていた。メンバーらはこの日も舞台裏でポップスターのファレル・ウィリアムスをはじめ多くの有名人とあいさつを交わしていた。
その際、ファレル・ウィリアムスとさまざまなポーズで写真に収まる「BLACKPINK」の姿が見られたが、この写真には「マクロン大統領の後ろ姿」が写っていた。アルノー副社長が後ろから撮影した一枚の写真を投稿する際、「BLACKPINK」とファレルにカメラを向ける男性の後頭部に「@emmanuelmacron」というタグを付け、この男性が「マクロン大統領」であることを明示したのだ。
この投稿が拡散すると、フランス国民は激怒。現地では、政府の年金改革法案に対する反発で先週から主要都市で110万人を超える市民がデモを繰り広げている状況だ。多くの視線が向けられるなかで、マクロン大統領も自身のインスタグラムに有名人と記念撮影をする写真を投稿すると、現地ネットユーザーからは「国民がデモを繰り広げているときに、大統領はこうやって笑っているのか」、「道でデモする市民のことをまず考えろ」、「大統領が何やっているんだ」など怒りと呆れの声が相次いでいる。
WOW!Korea提供