韓国代表のパク・チャヌク監督作『別れる決心』国際長編映画賞ショートリストに選出 アカデミー賞ノミネートへ王手!

映画科学芸術アカデミーから12月21日(現地時間)発表された、第95回アカデミー国際長編映画賞のショートリストに韓国代表のパク・チャヌク監督作「別れる決心」が選出され、アカデミー賞®ノミネートに王手をかけました!!

今年5月のカンヌ国際映画祭コンペティション部門での監督賞受賞以来、世界の批評家・映画サイトから絶賛を浴び、ゴールデン・グローブ賞作品賞-非英語作品(旧・外国語映画賞)にもノミネートされた本作。
賞レースでは、ボストン・オンライン映画批評家協会賞の国際映画賞、ワシントンDC映画批評家協会賞、シカゴ映画批評家協会賞での外国語映画賞、撮影賞などを受賞し、破竹の勢いを見せています。他にも米「ハリウッド・リポーター誌」や「ニューヨーク・タイムズ」紙「ローリングストーン」誌、「インディ・ワイヤー」誌などが選ぶ今年の映画ベスト10にも選出されるなど、世界中で最高の評価を受けており、韓国映画として初の国際長編映画賞ノミネートにして作品賞を含む4部門受賞を果たしたポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』に続きアカデミー賞®へのノミネートなるか、期待が高まります!
刑事と容疑者が惹かれ合う 珠玉のサスペンスロマンス

「『パラサイト 半地下の家族』の次はこれ!!」―Variety
「今年最もロマンティックな作品」―Indie Wire
 
 今年5月のカンヌ国際映画祭コンペティション部門での監督賞受賞以来、世界の批評家・映画サイトから絶賛を浴び、本年度アカデミー賞®国際長編映画賞部門の韓国代表に選出。韓国では公開後に発売された脚本集がベストセラー1 位を獲得、決めセリフが SNSで流行、BTS のメンバーRM も複数回鑑賞するほどハマったと自身のSNSやYou-Tube で報告するなど、社会現象ともいえるブームを巻き起こしている。
韓国の“アカデミー賞”とも称される、最も権威ある映画祭、青龍賞で最優秀作品賞・監督賞をはじめ7冠を獲得、先日発表された大鐘賞でも作品賞、脚本賞、主演男優賞の3冠を獲得するなど、世界中で最高の評価を受けている。


監督を務めるのはパク・チャヌク。『オールド・ボーイ』(03)で第57回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。その後『渇き』(09)、『イノセント・ガーデン』(13)、『お嬢さん』(16)など唯一無二の作品で世界中の観客と批評家を唸らせ続けてきた巨匠の6年ぶりの最新作は、サスペンスとロマンスが溶け合う珠玉のドラマ。
主演は『殺人の追憶』(03)、『グエムル ~漢江の怪物~』(06)とポン・ジュノ監督作品への出演で一躍注目を集め、ドラマ、アクション、時代劇などキャリアを通して幅広い分野で活躍しているパク・ヘイルと、アン・リー監督『ラスト、コーション』(07)でヒロインを演じ一躍国際的な女優としての地位を確立、『ブラックハット』(15/マイケル・マン監督)でハリウッドにも進出しているタン・ウェイ。
物語は、刑事ヘジュン(パク・ヘイル)が、崖から転落死した男の妻ソレ(タン・ウェイ)の調査を開始することから始まる。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしか刑事ヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な想いを抱き始める・・・。
パク・チャヌクの盟友でありNetflix「シスターズ」も話題のチョン・ソギョンと共に手掛ける、二転三転する先の読めないストーリー、相手の本心を知りたいヘジュンとソレのスリリングな駆け引きに、ハマる批評家や観客が続出!映画レビューサイトのRotten Tomatoesでは94%フレッシュを記録し、「『パラサイト 半地下の家族』の次はこれ!」(Variety)、「今年最もロマンティックな映画」(IndieWire)、「ミステリーとロマンスが優雅に溶け合っている」(Collider)といった絶賛評が上がっている。
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2022.12.22