「この紫の人波は何?」地元民も驚いた…紫色に染まる「BTS(防弾少年団) in 釜山」

「紫色の人たちは何?」「 今プサン(釜山)に何が起こっているんですか?」

生まれてからずっと釜山で暮らしてきたキム・ドンヒさん(70代・仮名)は紫色の服を着た人波が釜山駅を埋め尽くした様子を見てこのように話した。 キムさんは「2002年ワールドカップ当時、赤い服を着た“赤い悪魔”でいっぱいの様子を見たことはあるが、紫色は生まれて初めて」とし「1組の歌手グループが公演をするからといって、これほど多くの人が紫色の服を着て釜山のあちこちを歩いているということが信じられない。 誰かが説明してくれなかったら、大規模なデモでも起きたと思っていただろう」と言って豪快に笑った。

久しぶりに紫色の服を着て登山に来たというキム・スクヒさん(50代・仮名)は「今日、仲間と紫色の服を着て登山に行こうと出てきたが、私のような紫色の服を着た人が多すぎて戸惑った」とし「『BTS』という歌手を見るためにこれほど多くの人が紫色の服を着て釜山にやってきたということだが、『BTS』が本当にすごいということを実感している」と話した。

「BTS(防弾少年団)」は15日午後6時、釜山アジアードメインスタジアムで「2030釜山世界博覧会」誘致祈願単独コンサート「BTS Yet To Come in Busan」を開催する。 公演を見るために全世界のARMY(BTSファンクラブ名)が釜山に続々と集結している中で、韓国高速鉄道(KTX)列車が到着する度に数百人の紫色の人波が駅舎を埋め尽くす珍しい風景を作り出している。

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2022.10.15