俳優としてのチャウヌ(ASTRO)の活躍を振り返ってみる


2016年に韓国ボーイズグループ「ASTRO」のメンバーとしてデビューしたチャウヌの俳優としての活動を振り返ってみる。

彼の俳優デビューは、ASTROでのデビューより前の2014年である。映画「世界で一番いとしい君へ」で子役としてデビューした。

世間で彼の名前が広まったのは、やはり2018年に放送された韓国ドラマ「私のIDはカンナム美人」ではないだろうか。美容整形によって美しさを買った主人公ミレの成長を描く、青春ラブストーリーである。この作品でウヌはミレの中学の同級生であり、同じ大学の同期として再会したト・ギョンソク役を演じた。WEB漫画が原作ということもあり、キャスティングに注目が集まっていたが、原作からそのまま出てきたようなウヌの顔立ちが話題となった。

翌年には韓国ドラマ「新米史官ク・ヘリョン」に出演し、罷免されたイ・ギョム王の長男であり、王位継承序列第2位の大君でジンの弟であるイ・リム役を演じた。宮殿に閉じ込められながらも、女性に大人気の恋愛小説家として密かに活動しているというギャップのある役を演じた。同年の年末に行われた「MBC演技大賞」では、この作品で「優秀賞(水木ドラマ部門)」「『最高の1分』カップル賞」を受賞し、彼の演技への評価もさらに高まったことがわかる。

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2022.10.10