「シスターズ」がレベルの異なるディテールな完成度で賛辞を受けている。
tvN土日ドラマ「シスターズ」が、毎回予想を超えた反転と隙のない熱演、視聴者を引き込むミザンセーヌ(作品の筋や登場人物を作り出すこと)で視聴者の熱い反応を呼び起こしている。「シスターズ」は再び反転のターニングポイントを迎えて話題の中心に立った。チン・ファヨン(チュ・ジャヒョン)の生存の可能性を信じてシンガポールに向かったオ・インジュ(キム・ゴウン)は、すべてがウォン・サンア(オム・ジウォン)の演劇だったことを遅くなって悟った。
しかし、それと同時に、舞台を転覆させたオ・インジュの爽快な反撃はカタルシスを爆発させた。こうして視聴率も最高11.2%で自己最高を更新して、熱い反応を実感させている。
映画界で独歩的なフィルモグラフィーを誇るリュ・ソンヒ監督は「シスターズ」で初のドラマ作業に乗り出した。彼は「様々な面でシステムが違うドラマ作業に対する恐れがあった」としながらも「長いコラボレーションをしてきたチョン・ソギョン作家の見ごたえのあるシナリオに対する信頼とキム・ヒウォン監督への期待から、勇気を出して初めてスタートすることになった」と伝えた。
作業をしながら重点を置いた部分としては「キム・ゴウン」を挙げた。「キム・ゴウンは俳優の繊細な演技をよくとらえたかった。髪の先からつま先までとてもディテールな演技をする俳優だ。この姿を逃したくないので、様々な試みをしたのだと思う」と俳優に対する信頼を表わした。そんな中でも挑戦はあった。「シンガポールで撮影した自動車事故の場面が一番プレッシャーで大変だった。事故のシーンを何度も撮れなかったので、追加でカメラを動員して一度にキャッチしなければならなかった」と伝え、カメラの裏での努力を推測させた。
一方、tvN土日ドラマ「シスターズ」9話は、10月1日(土)夜9時10分に韓国で放送される。