“国民的寂しい男”となったイ・ジュノ役の俳優カン・テオは“天然さ”が致命的な魅力だと暴露。「カン・テオは天然さが保護本能を刺激する人。なかなか会えなくてやっと会えると人見知りをしたりもする」と明かした。
主人公ウ・ヨンウを完ぺきに演じてシンドロームまで巻き起こした女優パク・ウンビンには惜しみない称賛を送った。「俳優のチョ・ジョンソクさんがすごく好きなんですが、現場を幸せにする力があって、演技も面白くするからなんです。そういうエネルギーをウンビンから感じました。」パク・ウンビンは若いにもかかわらず、現場をよく見守り、特有の面白さが印象的だったという。カン・ギヨンは「ウンビンから学ぶことがたくさんありました。木ではなく森を見ることのできる女優さんです。大したことないようにやり過ごせるというのも分けて演じるのを見てすごい先輩だと思いました」と絶賛した。
カン・ギヨンはミス、失敗が重なって成功すると考えている。それが彼の経験でもあった。「間違えれば覚えられます。私も演じる時にミスもするし、自分に捕らわれて生きていた時もありました。こうして養分がたまってミョンソクまで来たんです」と説明した。
カン・ギヨンは、後輩がミスをしてもチャンスを与える上司だからミョンソクが気に入ったという。「社会の中でこういう人は多くないと思うんです」というカン・ギヨンも、ミョンソクのような先輩俳優に励まされた時がある。そんな過去を振り返りながら「私も“にんじん”をくれる先輩俳優に大きな影響を受けたんですが、それが人生の原動力とパワーになったんですよね。もちろん、時には鞭も必要ですけど」と明かした。
いつの間にかデビュー14年目のカン・ギヨンは、本作で大きな変化を迎えた。視聴者からはたくさんのニックネームが付けられた。「“サブパパ”というのは新鮮でした。“ユニコーン上司”も良かったですね。今まで多少世間知らずのような役が多かったんですが、今回は“大人美”があると言っていただけて、これもすごくありがたい装飾語です」と語った。
もう一つの変化は、演技に対する心構えだという。「やっと演技を楽しむ準備ができました。これまですごく緊張していたんです。これからは相手のセリフを聞いて感情の交流ができる俳優になりたいですね」と明らかにした。
今後の作品やキャラクターも多様になった。「届く台本の幅が広がっています。俳優の宿命は多様な姿をお見せすることなので、視聴者の皆さんに新鮮な姿をお見せしていきたいです」と伝えた。
WOW!Korea提供