左から)ヤン・ギョンウォン、イム・ユナ、イ・ジョンソク、オク・ジャヨン、キム・ジュホン
7 月 29 日に韓国で行われたドラマ『ビッグマウス』の制作発表会見に、家族を守るために天才詐欺師=「ビッグマウス」となる弁護士、パク・チャンホ役のイ・ジョンソク、その妻コ・ミホ役のイム・ユナはじめ、クチョン市長、チェ・ドハ役キム・ジュホン、クチョン病院病院長、ヒョン・ジュヒ役のオク・ジャヨン、真のロイヤルファミリー、コン・ジフン役のヤン・ギョンウォンら共演陣、そしてオ・チュンファン監 督が登壇し、作品への想いを語った。
(登壇:イ・ジョンソク、イム・ユナ、キム・ジュホン、オク・ジャヨン、ヤン・ギョンウォン、オ・チュンファン監督)
オ・チュンファン監督が、「『ビッグマウス』は私にとって 5 作品目のドラマです。『ビッグマウス』は、観た瞬間にハマる面白いドラマで、スケールが大きく、社会的に重要な内容を含んでいるのはもちろん、ストーリーが気になって 16 話を次々と観てしまうと思います。ひとりの男性が詐欺師“ビッグマウス”だとでっち上げられて、危機に追い込まれる。普通のドラマであれば、濡れ衣を晴らすために努力しますが、本作の主人公は“ビッグマウス”になりすまし、巨大な因縁の実態を暴きだそうと努力します。驚くようなどんでん返しが相次ぐ物語を、ここにいる俳優の方々がとても上手に演じてくれ、見ごたえのあるドラマになりました。視聴者の方々にご覧いただくのが楽しみです。」と挨拶し、キャスト陣と監督がお互いを見合い笑顔が自然とほころぶ、和やかな雰囲気でスタートした。
本作が除隊後の初めてのドラマ出演となるイ・ジョンソクは、出演について「本当にすごく久しぶりにドラマに出演しました。たくさん のファンの方々が長い間待っていてくださったと知り、申し訳ない気持ちです。『ビッグマウス』は、監督と再びタッグを組みたいと 思って選びました。尊敬する監督であると同時に親しい兄や友人のような存在なんです。一緒に悩みながら新しいタイプの作 品に挑戦してみようと、監督を信じて本作に出ることにしました。」とコメント。監督とは『あなたが眠っている間に』に続き 2 作目となるが、「すごく緊張する瞬間がたくさんありました。久しぶりに演技をしたので大変だったというよりは、この作品自体に少し 難しいシーンが多かったんです。監督を頼り、いろいろ質問しながら演じました。」と監督に全幅の信頼を置く。
また、イ・ジョンソク演じるパク・チャンホの妻、コ・ミホを演じるイム・ユナは「ノワールというジャンルと看護師の役は初めてなの で、新しい姿を見せられるのではないかと思いました。また、ミホのとても賢くて芯が強くて、自分から行動するところに魅力を感じ、やってみたいと思いました。ミホの外見はソフトで内面が強いです。そんな姿が素敵だと思うし、自分もそうなりたいと思っています。また、「看護師役が似合う」と言っていただけたら嬉しいですね。」
これまで医師や出版社の代表、悲運の家長など、さまざまな役を演じ、その実力を見せてきたキム・ジュホンは、「監督に本作の脚本をいただいた時から、チェ・ドハという役に興味がわきました。面白いものが作れそうだと期待を抱いたんです。さらに、よい俳優の方たちがキャスティングされ、ますますやってみたいと思いました。」と話す。
『黒い太陽~コードネーム:アムネシア』などでも知られるオク・ジャヨンは「最初、第4話まで脚本をもらい、面白くて夢中で読みました。いろいろな事件が巻き起こり、話の続きが気になったんです。「でも、私はうまく演じられるだろうか」。そう思いながら 打ち合わせに臨みました。出演を決めたのは、監督の包容力や穏やかさに惹かれたからです。」と出演の経緯を明かした。
ここまでで、たくさんの監督への感謝と愛があふれる様子に、思わずオク・ジャヨンから「まるで監督のファンミーティングみたいです ね(笑)」とコメントすると、イ・ジョンソクもそれに「監督の影響力は本当にすごいです」とすかさず続け、キャスト達と監督、スタッ フとの関係性の良さが垣間見られた。
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