「取材レポ」iKON、パワーアップしたライブパフォーマンスで東京公演も大盛況!会場を埋めたiKONICに感謝「忘れず会いに来てくれてありがとう」


ちなみに、前日DKは渋谷から表参道まで散歩やショッピングをして、おいしいものを食べたそうで、CHANはSONGと一緒にご飯を食べたり、ホテルで泳いだりし、JU-NEは走ったり、歩いたりしていないと不安になるので、自己管理のため代々木公園で走ったとか。JAYはライブを頑張るため、癒されたくて、マネージャーと2人でお台場に行って海を見てきたと明かした。
そんなメンバーたちの個性がより際立つソロ・ユニットステージも目を引いた。ボーカルラインのJAY、JU-NE、DK、CHANが「JERK -JP Ver.-」を甘い歌声で披露。その後、BOBBYはソロステージで、圧倒的なカリスマ性を発揮しながら、「HeartBROKEN PlaYBoY」、「DeViL」でファンの目をくぎ付けにした。BOBBYは「ゲームがしたいんですけど、付き合ってください」と言うと、手拍子でリズムをとり、ファンもそれをマネしていく。「こんな感じで、僕たちは皆さんの熱気をチェックしますから、ずっと拍手で僕たちの力になってください」と呼びかけ、会場に一体感が生まれた後は、BOBBYとJU-NEのユニットステージ。ギターの弾き語りをするJU-NEの隣で、BOBBYがラップを入れ、「DEEP NIGHT」を披露した。



すると、今度はガラリと雰囲気が代わり、トロット(韓国演歌)歌手風にキラキラしたラメ入りジャケットを羽織ったSONGが登場。カラオケのような雰囲気を演出し、「キルキパパ」を熱唱。途中で、JAYとDKがダンサーとして加わり、3人でコミカルなパフォーマンスを披露する場面もあり、ファンを楽しませた。
後半パートでは、メンバーたちも大好きな曲だというDKが作った「NAME」を皮切りに、「GOODBYE ROAD」、「APOLOGY」、「I MISS YOU SO BAD」といった感性的な切ない系の曲で聴かせた後、「MY TYPE」ではキュートさを発揮。続く、「LOVE SCENARIO -JP Ver.-」では本来、大合唱となるのがお決まりのパターンだったが、今回声は出せないので、ファンは拍手で応援の気持ちを送っていた。


ここまでの振り返りをするMCで、ソロステージの話題になったとき、JAYから「カッコよかった」と褒められ、喉の調子を心配されたBOBBYが「大丈夫。(喉の調子が)悪くても皆さんに聴かせたいから」と答えると、カッコいいことを言っているから、自分も同じことを言いたいとJAY。「俺の声が壊れても、皆さんのためなら大丈夫」と自己満足に浸っていたら、突然DKが「声をきかせて~♪」と先輩BIGBANGの「声をきかせて」を歌うというオチに。また、スペシャルステージを披露したSONGには、出てきた瞬間からファンが笑っていたとDKが指摘し、JAYも「自分がカッコいいと思っているのがウケる」とSONGイジりを始め、アドリブでトークを展開。メンバーたちのMCの腕も上がっていて、この掛け合いも面白かった。
そして、エンディングはエネルギッシュでノリノリなナンバー「DUMB & DUMBER -JP Ver.-」、「FREEDOM」、「WHAT'S WRONG? -JP Ver.-」、「B-DAY -JP Ver.-」を息つく間もなく畳みかけ、圧倒的な熱量を放つメンバーたち。花道やサブステージでも客席の一人ひとりと目を合わせながら笑顔で手を振り、ファンと触れ合う姿が見られた。
また、アンコールでは「FLOWER」、「JUST ANOTHER BOY -JP Ver.-」、「WORLDWIDE」、「DON'T LET ME KNOW」の4曲を披露。全体を通して、2年半ぶりというブランクを感じさせないどころか、むしろパワーアップして帰ってきたiKON。ライブの上手さが際立ち、メンバーたち自身が楽しそうに遊んでいるような姿が印象的だった。
エンディングのあいさつでは、次のようにファンに心のこもったメッセージを伝え、大盛況のうちに締めくくった。


「コンサートをするたびに、本当に癒されます。僕が大きな愛をもらってもいい人間なのかなって、ステージをやりながらずっと思っていました。だから、いろんなことに感謝する時間になったし、いつも皆さんといると感謝の気持ちです(JU-NE)」。
「久しぶりに東京でコンサートができてうれしかったし、幸せでした。皆さんこれから、もっともっとゆっくり一緒に行きましょう。来てくれてありがとうございます(SONG)」。
「たくさんのiKONICの皆さんに来ていただいて、本当に感動しました。東京の公演でこのツアーが終わるんですけど、また早く戻って来られるように頑張ります!(CHAN)」。
「久しぶりの東京で本当にうれしいです。たくさん来てくれてありがとうございます。頑張ります。(DK)」。
「こんなに大きな愛をもらってもいいのかなって考えました。遅くなってしまってすみません。それでも変わらず、こんなにたくさんの方が来てくれて、愛してくれて本当にありがとうございます。これからも一生懸命頑張ります(BOBBY)」。


「僕たちのことを忘れず、会いに来てくれて本当にありがとうございます。僕たちiKONも皆さんのことを忘れたことはないです。1回もないです! 会えて本当にうれしいし、あしたでこのツアーは終わるんですけど、また皆さんに会いに絶対に来ます。そして、僕たちiKONが頑張って歌手になった意味を皆さんを見て感じました。皆さんがいるから、僕たちが頑張って歌えます。これからもよろしくお願いします!(JAY)」

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

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2022.07.15