iKON(アイコン)が7月13日(水)、3年4カ月ぶりとなるニューアルバム「FLASHBACK [+ i DECIDE]」をリリース。そのニューアルバムを引っさげたジャパンツアー「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」を開催するため2年半ぶりに来日した彼らが、合同取材を行い、久しぶりに来日した感想やニューアルバムで伝えたいこと、待っていてくれたiKONIC(iKONのファンネーム)への想いなどを語った。
(※合同取材はジャパンツアー神戸公演の後に実施)
Q. 2年半ぶりに来日してみての感想をお聞かせください。
CHAN:まずは長い間、待っていてくださったiKONICに感謝しています。僕たちも心待ちにしていたんですけど、神戸公演からたくさんの声援を送ってくださいました。これから活発な活動をして、皆さんとにたくさんお会いできる機会が増えたらうれしいです。
BOBBY:空き時間に街を歩いていたら、たくさんの方が気付いてくれて、応援してくださったのが本当にありがたかったです。日本の皆さんは前からステキだと思っていましたが、またさらにステキになったなと感じました。
JAY:2年半ぶりだから、日本のファンの皆さんが僕たちのことを忘れているんじゃないかなって不安な気持ちもありましたけど、ライブをしてみたら、変わらずたくさん来てくれて、応援してくれたことに感動しました。
DK:僕も久しぶりに日本に来て、日本のiKONICの皆さんがたくさんライブに来てくれたので、本当にうれしかったです! 今も本当にうれしいです。
SONG:2年半ぶりの来日なので、実は最初、心配していました。ファンの皆さんが僕たちのことを忘れていたらどうしようか、と。でも、神戸公演でその心配は一気になくなりました。皆さんに歓迎していただき、久しぶりにたくさんの皆さんの前で公演をすることができて、とても幸せでした。
JU-NE:2年半ぶりだから、来る前は、日本に行ったらいろんな感情がわいて、新鮮な感じがするんだろうなと勝手に予想していたんですけど、ここに来た瞬間、日本にはいい思い出があるから、2年半前のことを思い出しました。意外と“久しぶりだな”という気持ちより、“戻ってきたな”という感じがしています。
Q. 現在、「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」を開催中ですが、久しぶりにファンの前でステージに立った感想、改めて感じたiKONICへの想いを教えてください。
CHAN:デビュー8年目なんですけど、デビュー前から日本のファンの皆さんが応援してくださっていたので、そのときから感謝の気持ちは変わっていません。これからはもっとiKONICの皆さんと一緒に楽しい、いい思い出が作れる時間が増えてほしいし、ステージに立つということは、僕たちにとっても、iKONICの皆さんにとっても一番幸せなことだと思います。
BOBBY:安全上の理由で、歓声を上げたり合唱したりすることはできないので心配していたんですけど、やっぱり熱気は十分に伝わってきました。声が出せなくても、本当に楽しくて、皆さんも楽しんでいることが分かりました。
JAY:長い時間、会えなかったから、その気持ちを2倍3倍にして返したいと思ったし、カッコいい姿で会いたい、満足させたいという気持ちで、頑張って準備をしました。会えなかった分、もっと楽しんでいきたいと思って、今ライブをやっています。
DK:久しぶりにステージに立って、日本ツアーならではの雰囲気を感じました。iKONICの皆さんがたくさん来てくれて、本当にうれしかったです。もっと頑張ります!
SONG:2年半ぶりに日本に来たんですけど、歓迎していただいてありがたかったです。会えなかった間、思い出が作れなかったので、これからはたくさん幸せな思い出を作っていきたいです。
JU-NE:皆さんからいろんな力をもらって、感謝の気持ちでいっぱいでした。
Q. 今ツアーでこだわった点、準備するうえで大変だったことはありましたか?
JAY:まず今回はカッコいい姿を見せたくて、しかも、盛り上がるライブをやりたくて、そういう感じの曲をたくさん入れました。だから、体力的にはちょっと大変で(笑)。でもファンの皆さんが目の前にいるから、力をもらって頑張れました。
JU-NE:2年半ぶりのコンサートということは、その間コンサートをやっていなかったってことじゃないですか。だから、振付を全部忘れちゃって(笑)。それを取り戻すのが大変だったんですけど、自分自身に勝ちました!
JAY:あと、ライブでMCを面白くしたいというのがあって、2年半日本語をしゃべっていなかったから、その部分も頑張って準備しました。でも、みんな意外と日本語ができていて、ビックリしました。
JU-NE:それも自分自身に勝ちました(笑)。
Q. 今回のツアーのセットリストをみると、1曲目が「KILLING ME」ですが、この曲をオープニング曲にした理由を教えてください。
BOBBY:これについてはいろいろ話し合いをしました。どの曲からスタートしたらいいのか悩みましたが、まずは「KILLING ME」で会場を温めて、次の「BLING BLING」につないで、爆発させようと考えました。
DK:今回のツアーのコンセプトは、男らしい感じだから、「KILLING ME」が1曲目に一番合っているなと思います。
Q. 今回のライブを通して感じたメンバーの成長や、新たに発見したメンバーの魅力はありましたか?
BOBBY:「BEAUTIFUL」という曲の始まりでCHANがラップをするんですが、“CHANってこんなにラップ上手かったっけ?”と驚きました。情熱的に歌っている姿を見て、胸がいっぱいになりました。
CHAN:ありがとうございます(と言ってBOBBYと握手をする)。僕は、メンバーたちとはずっと会っているので、新しい発見というより驚いたことがありました。2年半日本に来られなかったので、日本語力が少し落ちているのかなと思っていたんですけど、JU-NEさんとAYさんがこの間も日本語の勉強をずっと頑張っていたので、ライブのMCも、変に間が空くことなく進行していて、胸がいっぱいになりました。
Q.ニューアルバム「FLASHBACK [+ i DECIDE]」を通して伝えたいメッセージや聴きどころを教えてください。
JAY:今までのアルバムと比べてみると、いろんなジャンルの曲が入っているアルバムです。特に、タイトル曲「BUT YOU」は僕たちが今までに一度もしたことのないジャンルの曲なので、iKONの挑戦と言えます。
BOBBY:アルバム名のように、過去のアルバムをフラッシュバックするようなものもあります。そのように過去のスタイルを持ってきながらも、未来を見据え、新しいことにも挑戦するという意味を込め、過去も現在もすべて盛り込みたいという思いで作りました。そして、iKONはどんな曲でも、どんな姿でも似合うということをいろんなジャンルの曲を通して、お見せしたいと思いました。
DK:それから、JAYさんとBOBBYさんと僕が制作に参加した曲もあって、メンバーのみんなと一緒に作ったアルバムというところもポイントです。
Q. 今お話に出ましたが、BOBBYさん、JAYさん、DKさんは楽曲制作に参加してみていかがでしたか?
BOBBY:曲を作るのに、どんなメロディにしたらいいのか、メンバー一人ひとりの魅力をよく見せるにはどうしたらいいのか、ということを悩みながら作りました。でも、JAYさん、DKさんが僕の足りないところをカバーしてくれたり、僕が知らなかったメンバーの魅力を教えてくれたり、一緒に作業しながら、お互いを知っていく時間にもなりました。すごく楽しくて、曲が完成するのが楽しみでした。
Q. BOBBYさんはタイトル曲「BUT YOU」でも作詞に参加されていますが。
BOBBY:先ほどJAYさんも言っていた通り、この曲は僕たちにとって新しい挑戦になりました。僕たちも新しいジャンルの曲を見せたいという気持ちがあったし、iKONが見せられる姿をすべてお見せしたいという気持ちで挑戦したので、たくさん応援していただけたらうれしいです。
Q. SONGさん、JU-NEさん、CHANさんの推し曲やおすすめポイントを教えてください。
JU-NE:僕は「NAME」が一番好きです。今回ライブでこの曲を披露したとき、ファンの皆さんも喜んでくれていたので、「NAME」をおすすめします。
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