「合同会見取材レポ」iKON、2年半ぶりジャパンツアー開催&3年4カ月ぶりニューアルバム発売! 「久しぶりにiKONICと会えて不安や心配は一気になくなりました」

Q.「NAME」はDKさんが作詞、作曲に参加されたバラードですよね?
DK:はい。韓国の悲しいストーリーのドラマを見ているとき、歌詞や曲の雰囲気を考えました。こういう雰囲気の歌詞が合う曲を作ったらどうかなと思って作ってみたんですけど、メンバーたちに「この曲どう?」ってメールで送ったら、「いいね」、「レコーディングしよう」って言ってくれて。ありがたかったし、みんなもたくさん助けてくれたので、うれしかったです。
SONG:僕も推し曲は「NAME」です。個人的にエネルギーにあふれた姿もそうですが、バラードを歌うiKONも魅力的だと思っています。ライブのとき、激しいパフォーマンスでスタートし、中盤にワンテンポ置いたぐらいで「NAME」を歌ったら、ファンの皆さんが集中して、聴き入ってくださっていたので、この曲をおすすめしたいです。
CHAN:僕は「DRAGON」という曲なんですけど、日本では今回の神戸公演で初めてパフォーマンスをお見せしました。本当に皆さんの反応が熱くて、まだご覧になっていないファンの皆さんが一番見たいと思っている曲ではないかと思うので、「DRAGON」をおすすめしたいです。

Q. 「DRAGON」はBOBBYさん、JAYさん、DKさんが作曲に参加された曲ですね。
JAY:ライブで歌ったら、盛り上がるだろうなと思って作りました。僕も作曲に参加して、愛情が入っている曲でもあるのでおすすめだし、ぜひライブで楽しんでください!
DK:この曲はBOBBYさんが歌詞とか雰囲気とか、コンセプトを全部考えてベースを作り、JAYさんと僕がそれに、こういうのを入れたらどうかと意見を出し、仕上げていきました。BOBBYさんの歌詞のセンスがヒップホップの雰囲気によく合っていてカッコいいし、コンセプトが本当にいいと思います。

Q. 今回のニューアルバムにはWINNERのメンバー(YOON、MINO)が関わってる曲も収録されていますが。
JAY:2曲もプレゼントしてくれました。最近は、WINNERのメンバーと一緒に作っている曲が多いので、これからの楽曲も楽しみにしてくださったらいいと思います。

Q. アルバム名「FLASHBACK [+ i DECIDE]」にかけて、来日して、ふと思い出したことはありますか?
JU-NE:僕はあります。今回、東京に来て、一番最初に代々木公園に行きました。いつもそこで歩いたり走ったりしたから、カラスたちと(笑)。だから、一番最初に行って、前来た時みたいに走ったんですけど、とても複雑な気持ちになって、泣きそうになりました。癒されました。
SONG:来るのが当たり前だった日本に、久しぶりに来たんですけど、以前の日本での活動が記憶に残っていました。今回のライブは、韓国に戻ったとき、悔いのないものにしようと思って頑張って準備してきました。僕にとっては、どの瞬間もすべてありがたい気持ちです。

Q. タイトル曲「BUT YOU」のMVの見どころ、撮影エピソードを教えてください。
CHAN:僕たちみんなカッコよく撮影したんですが、中でもJAYさんのソロパートがとてもカッコいいです! JAYさんのソロ曲も見てみたいなと思いました。
JU-NE:MVの撮影の日は、僕の誕生日でした。夜遅くまでで撮影したんですが、メンバーがこっそりお祝いを準備してくれて、ケーキももらったし、拍手もしてもらったから、それが今でも印象に残っています。だから、いい思い出になりました(笑)。
JAY:メンバーが一緒にいて、良かったですよね?
JU-NE:はい、そうですね。
JAY:そして、クラブでのシーンでシャンパンを開けるシーンがあるんですけど、末っ子のチャヌ(CHAN)は1回もシャンパンを開けたことがないから、緊張していました。シャンパンが2本ぐらいしかなくて、一発でやらないとダメだったから、頑張って集中してやりましたよね? MVではカッコよく仕上がっていますけど、実はちょっとヘタでした(笑)。
CHAN:撮影のとき、ぎこちなくて緊張したんですけど、出来上がったMVではカッコよく楽しそうに開けていたので、とても嬉しかったです。
JAY:「監督さん、ありがとうございます」ってお礼言って!
CHAN:監督さん、ありがとうございます!

Q. 近年の活動で、自分にとって大きな学びになったことを教えてください。
CHAN:「KINGDOM : LEGENDARY WAR」に出演したことです。サバイバル番組に出たことはあったんですけど、まだまだ学ぶところがあるんだなと思わせてくれました。
JAY:僕は今回のツアーをしながら、みんなの実力が上がったなと思いました。iKONが得意なことをもう一回考える時間になったし、ライブをしながら、iKONが楽しんでいる姿を見て、いいなと思いました。

Q.「KINGDOM : LEGENDARY WAR」の出演を経て、グループに変化はありましたか?
JU-NE:この番組への出演は、簡単ではなかったです。みんな集まって毎日一生懸命練習したり、いろんなことに挑戦したり。だから、そのおかげで、僕たちは全体的に成長したと思います。
JAY:僕たち、3回もサバイバルをやっているので、デビューの前のサバイバルを思い出したし、初心も思い出しましたね。そして、ステージはワンテイク撮影だったんです。だから、瞬発力も高くなったし、ライブの実力も上がったのかなと思っています。

Q. 今後、日本でやってみたいことはありますか?
JU-NE:富士山に行きたいです!
(他のメンバーたちは胸の前で手を「×」にして拒否)
DK:富士山は、見るのは本当にキレイですけど、行ったらすごく大変だなと思います。
JU-NE:行くなら、僕一人で(笑)。今回は天気がそんなに良くなかったので、行けなかったんですけど、いつか機会があったら、頂上まで登ってみたいです。
DK:グループのことで言うなら、やっぱり5大ドームツアー! 夢です。前から僕たちの夢は、5大ドームツアーだとずっと言っていましたけど、今も5大ドームツアーです。

Q. 久しぶりに日本に来て、食べておいしかったものを教えてください。
JAY:たくさんありすぎて…。実はそれも、僕たちの楽しみだったんです。2年半ぶりに日本に行って、何を食べようかなって。CHANは?
CHAN:僕たち全員、あぶらそばを食べましたよね。
SONG:正直、あぶらそばを食べるとき、本当においしすぎて、悪い言葉が出ちゃいます(笑)。
JU-NE:みんな、あぶらそばがめちゃくちゃ好きです。あと僕は、ステーキとか、マーボー麺とか、いっぱいあります。
JAY:僕は今回、初めてカニしゃぶを食べました。僕一人で、マネージャーさんと。それがすごくおいしくて、きょうまた食べちゃおうかなって(笑)。
BOBBY:僕はポテトチップスをたくさん食べています。しょっぱいものが好きなんですけど、日本のポテトチップスはしょっぱいので、おいしいです。
DK:僕も日本の食べ物は大好きで、特にお肉が好きです。焼肉とかしゃぶしゃぶとか全部好きなんですけど、最近一番好きなのは牛タンです。日本の牛タン、本当においしいです。きょうも牛タンを食べてきました(笑)。

Q. これからの新たな目標、iKONの未来像を教えてください。
JU-NE:誰にも未来は分からないと思います。ちょっとポエム的に言ってもいいですか? やらなきゃいけないことと、やりたいことがちゃんとあると思いますけど、今の時期は自分が歩きたい道と歩かなきゃいけない道を勇気を持って凛々しく歩かないとダメな時期だと思います。他のことには勇気を持たなくてもいいけれど、自分がやりたいことには誰よりも大きな勇気を持って歩きたいなと思います。
JAY:これからもいろんな挑戦をするiKONになりたいです。そして、世界で愛されるiKONになりたいです。

Q. 皆さんにとってiKONとは?
CHAN:家族です。一緒にいて気がラクですし、とても楽しいです。もちろん楽しいことだけではないですが、それも含めて家族。だから、一生一緒にいたいと思います。
BOBBY:家族という言葉以外、なかなか見つからないんですけど、活動をしながら思ったのは、iKONは僕のことを幸せにしてくれる存在だなということ。そう思うと、僕にとっても家族ですね。
JAY:僕は正直言うと、iKONは仕事で出会った関係じゃないですか。でも、いままで1回もそう考えたことはないです。悲しいときは一緒に泣いたり、幸せなときは一緒に笑ったり、っていうのが僕たちだと思っています。そして、これからも仕事とは関係なく、一生一緒にいる、お互いの力になれる関係でありたいです。
DK:最近は、iKONは家だなと思います。僕たちのすべてはiKONICですけど、家はiKONです。
SONG:僕にとってiKONは学校だと思います。本当にたくさんのことを学ぶことができたし、大切な友達もできました。そして、これから未来に向かってどう進んでいったらいいのかも一緒に悩む、という意味で学校です。そして、もう一言付け加えると、卒業のない学校です。
JU-NE:僕にとってiKONは聖書です。iKONICの皆さんと会うたびに、厳かな気持ちになり、感謝の気持ちが生まれてくるので、そういう意味で聖書だと思います。

Q. 最後にファンに向けてメッセージをお願いします。
CHAN:iKONICの皆さんがいつもそばにいてくださり、本当に感謝しています。一緒にいる時間はとても幸せなので、これからも長くいられるように一生懸命頑張りたいと思います。
BOBBY:iKONICの皆さんとは、アーティストとファンという間柄ではなく、友達のような間柄になりたいなと思っていました。だから、人種、国籍、文化などを超え、iKONとiKONICという一つの文化の中で交流していきたいです。
JAY:これからはもっとたくさん会いたいです。そして、iKONICがいるから僕たちもいるということと、愛してるって伝えたいです。ありがとうございます。
DK:僕たち、ステージ上でもたくさん言ったんですけど、iKONICが僕たちのすべて、iKONの存在理由だと思います。たくさん愛してくれて本当に感謝しています。ありがとうございます。
SONG:久しぶりの日本なので、僕たちのことを忘れてしまっていたら、どうしようという心配もあったんですけど、ライブでステージに立ってみて、その心配は一気に消えました。皆さんがずっと同じ気持ちで待っていてくださったことが分かったので、もう心配はありません。僕たちとしては、iKONICの皆さんをどうしたら幸せにできるか、そしていい思い出を残せるか、ということを考え、努力をして、これからも初心を忘れないようにしていきたいです。
JU-NE:iKONとiKONICはお互い力をもらい合っている関係だと思います。こういうステキな関係をずっと続けたいと思います。そして、iKONICは僕にとって秋みたいな存在ですね。いつも温かいです。

今回の合同取材は1時間を超える質疑応答となったが、全ての質問に真摯に答えていたメンバーたち。特に、JAY、JU-NE、DKは日本語で受け答えをし、ブランクを感じさせないほど流暢に話していたのが驚きでもあった。また、BOBBYはDKが言葉に詰まりながらも、頑張って日本語で話そうとする姿に、一緒になって力を込め、応援する様子を見せたり、末っ子CHANの成長をうれしそうに話したり、時折見せるメンバー間の絆が微笑ましかった。最初から最後まで、ファンへの感謝の言葉であふれていたiKONが歩みを止めず、挑戦し続けている姿は相変わらずカッコよく、だからこそこれからの活動も期待される。

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

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2022.07.19