ソ・イングク、コミックとカリスマを自由自在…限界のない演技力「美男堂」

 

また、カフェ「美男堂」の開業ビハインドストーリーでは、ソ・イングクの愉快ではつらつとした魅力が光を放った。2年前の刑務所出所後、同僚のコン・スチョル(クァク・シヤン)の興信所に向かったナム・ハンジュンは、偶然にも息子を探してほしいという女性の依頼を受けた。盗み聞きした依頼人の通話内訳と、ナム・ヘジュン(カン・ミナ)の位置追跡の能力を利用して初の依頼を成功させた彼は、お金を稼ぐためにカフェ「美男堂」を運営することに決めた。


ナム・ハンジュンはメンバーに「俺たち、金をたくさん稼ごう!とんでもなく有名になろう!」と悲壮な様子で叫んだ。また、「詐欺だって?俺たちの能力を利用して人生が良い方に向かうように手伝う才能の寄付だ!」と平然とした発言で笑いを誘った。ソ・イングクは純粋ながらも根拠のない自身に満ち溢れたナム・ハンジュンに同化しきって憎めないキャラクターを誕生させた。


こうしてソ・イングクは、コミックとカリスマを自由自在に行き来する熱演で視聴者の心に深く入り込んだ。どこか足らないキュートな魅力を見せたかと思えば、重く沈んだ呼吸でナム・ハンジュンの暗い裏の面を描き、彼の隠された物語にさらに関心を集中させた。
ソ・イングクの活躍は、5日夜9時50分から韓国で放送されるKBS2月火ドラマ「美男堂」の4話で確認できる。

2022.07.05