彼は「お祝いの挨拶はたくさん受けるが、次のシリーズを作らなければならないという義務があるので浮き立たないよう努力中」とし「劇場をたくさん訪ねてくださった観客の皆さんのおかげで千万突破が可能だったため感謝の言葉を申し上げたい」と話した。 続けてイ監督は「新型コロナウイルスで劇場街があまりにも沈滞し、映画投資も減ったが、今回の現象を契機にまだ公開されていない映画が少しでも早く世の中に出て、投資の動きももう少し活発になることを期待する」と伝えた。
また、撮影中断の危機で不安に震えた過去の自分を回想しながら「デビューがこんなに大変なのか」とも思った。 心理的に大変な時間を過ごしただけに千万観客突破は3年間の労苦が全て報われる気分」と付け加えた。
「犯罪都市2」の興行はエンデミックとかみ合った時期的要因も一役買ったと胸をなで下ろした。 「公開時期に合わせるように規制が少し緩み、観客が『犯罪都市2』を見てストレスを解消したようだ」として「特にアクションが多いうえに痛快なストーリー展開が、多数が一緒に笑って作品を楽しめる劇場ならではの魅力を極大化したのではないかと思う」とも説明した。
この過程で映画「エターナルズ」でハリウッドに進出しチケットパワーが大きくなった主演マ・ドンソクとドラマ「私の解放日誌」で「ク氏熱風」を起こしたソン・ソック、「私たちのブルース」でも活躍したパク・ジファン、チェ・グィファなどの俳優たちが発揮したシナジー効果が大きかったとも付け加えた。
商業映画デビュー作で驚異的な記録を立てたが、単純に喜ぶことはできなかったという重い心境も打ち明けた。 イ・サンヨン監督は、「正直に言うと怖い。 大きな衝撃でもある」として「次はどれだけ頑張らなければならないのか心配だ。 一生懸命頑張るつもりだが、これからがもっと心配だ」と告白した。
「犯罪都市3」の制作進行状況と2編との違いに対しても触れた。 イ・サンヨン監督は「映画の中の登場人物らの俳優オーディションも全て受け、代役俳優までオーディションを慎重に受けている」とし「今回の2は新型コロナウイルス感染症の影響があり、アクションシーンの撮影過程で地域や条件などの制約が多かったが、シーズン3は背景が韓国なのでカーチェイスなど華麗なアクションスキルを試みてみようと思う」と説明した。
映画の内容に対しては「衿川警察署にいたマ・ソクド刑事が広域捜査隊に勤務地を移す」として「この過程で日本のヤクザたちが韓国に渡ってきて各種の犯罪を犯し、マ・ソクドがこれを追跡しながら悪者たちを掃討する話になるだろう」と期待感を刺激した。
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