「新感染」に「犯罪都市2」、マ・ドンソクはどうやって千万俳優になったか?

「スーパーヒーローまでではなくても小市民ヒーローくらいには見てほしい」
俳優マ・ドンソクは、2017年の「犯罪都市」シーズン1の公開当時のインタビューで、マ・ソクドで「韓国型ヒーロー」というキャラクターを誕生させたという世間の評価にこう答えた。


悪から小市民を救い出すマ・ドンソクの「ビッグパンチ」がコロナ禍で固くなった千万映画の壁を一発で崩した。マ・ドンソクは最近、自身が主演と制作を兼ねた映画「犯罪都市2」を「千万映画」に導いた。先駆けて「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016)、「神と共に-罪と罰」(2017)、「神と共に 因と縁-」(2018)も千万観客を集めたが、ワントップで出演した映画の千万観客突破は今回が初めてだ。
21インチのたくましい前腕に素手から作り出す強力パンチ、険悪な印象とは正反対の天真爛漫な笑顔。マ・ドンソクが2004年以来18年間数10本の映画に出演してやり遂げた専売特許だ。マ・ドンソクはこの独歩的なキャラクターで自他共に認める「千万妖精」に浮上した。


チョン・ドクヒョン大衆文化評論家は、興行保証の小切手となったマ・ドンソクの魅力を「簡単には近づけない荒々しいルックスと意外な可愛さ、深刻な状況を緩和させてくれる即席のユーモア、不義を見ると我慢できない正義」をあげた。超能力を持つ英雄が世界を救う既存のヒーロー物とは異なり、悪役を打ち砕く主人公が私たちとあまり変わらない平凡な職業を持つ人物だという点は、その魅力を特に倍増させたと補足した。

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2022.06.15