「イベントレポ」キム・ジュンス、デビュー19年目の歌手の貫録…”みなさんでなかったら、こうして笑って騒げる時間を作ることはできなかった”

ひとり立ちした歌手キム・ジュンスがコンサート「DIMENSION」を開催して、デビュー19年目の歌手の貫録を見せた。
19日に一山(イルサン)キンテックス第1展示館で「DIMENSION」(KIMJUNSU 2022 CONCERT 'DIMENSION'」が開催された。18日から20日までの3日にわたって行われた「DIMENSION」は、対面公演と同時にオンライン生中継で全世界の観客に会った。


最近、独自のレーベルであるPALMTREE ISLANDを設立して独立したジュンスは16日、1年4ヶ月ぶりにミニアルバム「DIMENSION」を発表した。2020年に発売した「Pit A Pat」以来、ミュージカル俳優として活動していたキム・ジュンスの新しい「次元」を開くアルバムだ。
観客の歓声の中で始まった公演でジュンスは、オープニング映像に続いて「Fever」「BREAK MY HEART」「X Song」などこれまで発売したアルバムのヒット曲を次々と披露した。ステージに立ったジュンスは「『2022KIMJUNSU 2022 CONCERT 'DIMENSION'』にいらっしゃったみなさんを心から歓迎する」と本格的な公演の開始を知らせた。

新しいアルバムと同名の公演名「DIMENSION」についてジュンスは、「2年ぶりにアルバムを出してするコンサートでもあるが、最も重要なのは、私がひとり立ちして初めて発売したアルバムだ」と紹介し、「そのアルバムを祝って準備した場なので、今日この瞬間が大切に感じられる」と心境を明らかにした。
この日の公演では、新型コロナウィルス感染症(以下、新型コロナ)によって座席間の距離の維持が行われ、現場を訪れた観客の歓声が禁止された。客席をいっぱいにした観客はペンライトを振ってジュンスを応援した。客席にはスケッチブックが置かれていて、関心を集めた。観客はあらかじめ準備した筆記用具で応援のメッセージを書いたり、感嘆を表現するなどスケッチブックの空白を埋めていった。ジュンスは「みなさんとの愉快なコミュニケーションの場を準備した」と呼びかけた。
最近、バラエティ番組で息を合わせたヒョリン(元SISTAR)がゲストとして出演して「成人式」で息の合ったステージを披露した。続くステージは2006年に発表したデュエット曲「Timeless」。ジュンスは「歌ってから16年にはなったと思う」と振り返り、「成人式」とは違った魅力のステージを披露した。

新しいアルバム「DIMENSION」のタイトル曲「HANA」、収録曲「低い星」と「COLOR IN ME」も初公開された。「低い星」はジュンスが自ら作詞に参加した曲でもある。歌の後にジュンスは「見た目とは違って風景を見るのが好きだ。普段から天気の影響もたくさん受ける。特にPM2.5のない天気がとても好きだ。携帯電話の写真を見ると風景写真が多い」として、曲の誕生のビハインドについて口を開いた。
彼は「家は高い階にあるが、下を見ると様々な色の明かりが合わさって見える。その明かりが低い所にある星のようだった。目的は違うが忙しく動く人々のように見えた。明かりを見ながら私も慰められ、歌を聞く方も慰められるような歌詞が思い浮かんで書いた曲」と紹介した。

(2ページに続く)

2022.03.21