こうしてキム・ジェウクは、人物の重みとカリスマを考慮して最大限静的な姿で接近した。衣装やヘアスタイルにも簡単には近づきにくい鋭さを備えた。「講師という職業をたくさん探して研究したが、その過程で典型的な枠がないことを知った」という彼は、キム・ジェウクを投影したノ・ゴジンだけの個性を生かした。公開されたスチールカットだけ見ても、完ぺきなスーツやさわやかなフードスタイルなど、「やはりキム・ジェウク」という言葉が出てくる。キム・ジェウクの「クレイジー」なハイアンドビジュアルに陥るしかない。

キム・ジェウクの話を聞けば聞くほどにエキサイティングな作品に対する期待が湧きあがる中、彼は最後に「いつも少しでも新しい姿をお見せしたく、なれ合いの演技をしないようにする。見ている方々が、新しい楽しみを感じられるように発展し続けたい」という俳優としての信念を明らかにし、「序盤にコミカルな要素が多い作品だ。我を忘れて笑い、人物を好きになり、話に集中していると終わっているというような作品になることを願う。『Crazy Love』だけのロマンスも楽しみにしてほしい」とあいさつしてインタビューを終えた。
一方、「Crazy Love」は、殺人を予告された口の悪い人気講師と余命宣告をされた彼の秘書が描く甘く殺伐としたドタバタのクレイジーロマンスドラマで、3月7日午後9時30分から韓国のKBS 2TVで初放送される。