輸出対象国の割合は米国(26.4%)、中国(17.3%)、日本(10.3%)、フィリピン(6.0%)、カナダ(4.3%)の順だった。大陸別に見ると「コチュジャンの流行」は、最近中南米で特に目立った。中南米へのコチュジャン輸出額は2020年52万1000ドルで、1年前より194.4%増加した。aT調査チームは「有名なYouTubeやK-POPスターが韓国料理を食べる映像や、韓国ドラマに触れる人々が増えて韓国料理への関心が高まった」として「米国市場内の辛いソースの流行がチリソース、スリラチャソースからコチュジャンにまでつながっている」と説明した。
一方、同時期のテンジャン輸出額は1172万ドルで、2019年より29.1%、2016年より44.8%増えた。特にシンガポールとタイの輸出額が前年比でそれぞれ141.3%、89.5%増えて高い増加傾向を見せた。aTは「新型コロナで封鎖令が下った時、Netflixなどで韓国ドラマの人気が高まると、韓国料理に対する関心が大きくなった影響だ」と分析した。