「MONSTA X」と「ITZY」に関しては、「PRODUCE X 101」で特別トレーナーを務めたジュホン、「MIXNINE」出身のリュジンなどMnetと縁のあるメンバーがしっかり入っていた。
さらに、「iKON」は全員で登場するという豪華さだった。特に、ミッション曲に選ばれた「AT ease」は「iKON」が「KINGDOM : LEGENDARY WAR」のファイナルラウンドで披露した曲でもある。「KINGDOM」以降、ほかのグループが精力的に活動を展開し始めたのに対し、特にこれといったグループ活動をしておらず、BOBBYの突然の結婚発表などプライベートな部分で世間を賑わせていただけに、今回の出演はVTRで短くはあったものの、全員揃っての登場というのが意味深いものだった。
そんな中、「iKON」がジャッジに加わった対決が物議をかもしているのも、もう一つの話題となった。「YGX」チームと「LACHICA」チームの対決だったが、トレード区間において、「LACHICA」チームが提案したものは、メンバーそれぞれの動きがバラバラのもので、マネしづらい動きや、おどけたようなカニダンスなどだった。いくら戦略とはいえ、これに対して「YGX」チームは当然のごとく不快感をあらわにした。
ちなみに、「iKON」は記憶に残る振付が多かったのと、トレード区間を上手くこなしている感じがしたとして、「LACHICA」チームを選択。この結果を受け、「AT ease」の振付を作った「YGX」のリーダー、リジョンは「『iKON』のお兄さんたちがトレード区間を見ても、あれが賢かったと思っているんだろうか?まさか?」と驚きを隠せない様子だった。
結局、「PROWDMON」のリーダー、モニカが慎重に話を切り出し、戦いというのが一番にあるのは間違いないが、誰かの足を引っ張って上に上がるのは違う。実力でいかなくてはいけないとし、誰かにとっては冗談かもしれないが、誰かにとっては真剣な死闘であると指摘。「PROWDMON」は「YGX」に票を入れたが、それ以外のマスターたちは「iKON」も含め、「LACHICA」チームに票を入れたため、「LACHICA」チームの勝利となった。
その後のインタビューで「WAYB」のリーダー、no:zeがトレード区間を除くと、パフォーマンス的な部分でもすごく新鮮だったと「LACHICA」チームを評価し、「HolyBang」のリーダー、Honey Jはいろんな考え、戦略があるので理解はできるとしながらも、美しい戦いをしてほしいというのが願いであり、相手が冗談として受け止めたなら問題はなかったが、今回の場合、相手があまりにも真剣であり、冗談として受け止めていなかったと総括した。
番組終了後には、「LACHICA」チームにマナーや配慮がなかったと非難する声がある一方、戦いなのだから戦略を立てるのは間違いではないという意見など、賛否が巻き起こっている。どちらにしても、Mnetのオーディションやサバイバル番組は一筋縄ではいかない。次回は6組によるファイナルミッションが行われる。
WOW!Korea提供