オーディション「明日は国民歌手」、決勝戦が日韓同時の生放送


日韓で話題のオーディション番組「明日は国民歌手」。本日の日韓同時生放送の決勝戦に先駆け、まずは待望の決勝戦に進出するTOP10を決める準決勝が放送される。

先週放送された準決勝1ラウンドでは、1対1の真剣勝負が繰り広げられ、これまで視聴者から「第2のキム・ジュンス」と期待されるイ・ビョンチャン、「国民の癒しのマスコット」として愛される最年少のキム・ユハが敗北し、初の脱落危機に陥っている。

今週放送の準決勝2ラウンドは、1対1で闘った相手とデュエットステージを披露する「1対1の1曲対決」の方式で行われる。二人が息を合わせ、完璧なステージを作り上げると同時に、相手より優れた能力を見せてこそ勝利を手にすることができる、緊張感溢れるミッションとなっている。

これまでの「国民応援投票」の累計順位で不動の1位のイ・ビョンチャンは、前回の1ラウンドの中間集計で最下位となり、大きな衝撃と心惜しさを残した。イ・ビョンチャンは、以前と異なり、多くのファンが自身のステージへ期待を示していることへの申し訳なさとプレッシャーを吐露し、「本当に頑張りたい」と意志を見せた。

「1対1の1曲対決」を通じ、現在最下位のイ・ビョンチャンが自分とは違うトーンと音域を持つ強敵ハ・ドンヨンとチームを組んだ中、一番の武器となる「美声の高音」を発揮し、挽回することができたのか関心を集めている。

また、1ラウンドでイ・ソロモンと対決したキム・ユハもまた予想外に低い点数を受け、脱落候補に上がる危機を迎えた。しかし、2ラウンド「1対1の一曲対決」で、イ・ソロモンと再び「優しいおじさん&姪っ子」の相性の良さを見せ、甘いセレナーデを熱唱、拍手喝采を受けた。

常にしっかりと毅然とし「強心臓」と呼ばれるキム・ユハが最後まで明るい笑顔を守りぬくことができたのか、TOP14の運命が完全にひっくり返る、またひとつの大きな順位変動が起きたのか、注目が集まっている。

これに先立ち制作陣は、「必ず勝たなければならないライバルだが、同時に長い時間苦楽を共にした切なる同僚でもあるだけに、お互いに向けたいくつもの感情がしっかりと伝わるステージが誕生し、感動的だった」とし、マスターらもまた「誰が落ちても『国民歌手』の損になる」と言うほど、見送ることが惜しいメンバーらがついに脱落してしまう準決勝戦の最後のストーリーが繰り広げられる。

また、夜10時からは、決まったばかりのTOP10による決勝戦が日韓同時生放送される。

WOW!Korea提供

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2021.12.16