最近、人気オーディション番組のKBS「THE UNIT」にリーダーのジュン(JUN)とチャン(CHAN)が、JTBC「MIXNINE」にはドンフン(DONGHUN)とワウ(WOW)、ジェイソン(JASON)が出演。「THE UNIT」ではチャン、「MIXNINE」ではドンフンとジェイソンが9人のデビューメンバーに選ばれるという圧倒的な人気を見せた実力派新人5人組A.C.E(エイス)が3月2日(金)、東京・新宿FACEにて初来日公演「A.C.E JAPAN Showcase Fan-con ~SWEET FANTASY~」を2公演開催し、ファンを熱狂させた。
昼公演の前には、会場隣の歌舞伎町シネシティ広場で路上パフォーマンスも行い、前日告知したにもかかわらず、大勢のファンが集まり、緊張したというメンバーたちだったが、道行く人の足も止めるほど、迫力のあるパフォーマンスを披露。その熱気を昼公演へとつないだ。
公演のオープニングは、2017年5月にリリースされたデビュー曲「CACTUS」。“ホットパンツアイドル”として話題を集めた曲だが、5人はホットパンツ姿でステージに登場! 会場を埋め尽くしたファンから大歓声が起こり、曲中は熱いファンの掛け声と共に、メンバーたちの息の合ったキレキレのパフォーマンスで幕を開けた。
司会の古家正亨に「いい脚してますね~」と迎えられた5人は「リーダーのジュンです。会いたかったですね」「メインボーカルのドンフンです」「メインダンサーのワウです」「メインダンサーのジェイソンです。好きです」「メインボーカルで可愛い末っ子チャンです。愛してる」と自己紹介し、ジュンは「夢のようです。日本のファンの皆さんに会いに行くと約束していたんですけど、約束守りましたよ!」と喜びを爆発させた。
そして、3月1日には日本公式ファンクラブもオープンし、ファンとやってみたいこととして、「東京ドームで公演がしたいです(ドンフン)」「みんなでユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行きたいです(ジェイソン)」と願望も語った。
ここからは、隣にいるメンバーを紹介する他己紹介タイムに。チャンは隣のドンフンの手を握り、「ドンフンちゃんはツンデレです。無愛想に見えるけれど、メンバーたちの面倒をよく見てくれます」と話すと、今度はドンフンが隣のジュンの手を握り、「ジュンはマジメです。マジメなのが逆に笑えて、可愛いところもあります」とイジられキャラだと紹介。
ジュンは「手握るの?」と恥ずかしそうに隣のジェイソンの指を握り、「ジェイソンは小学生みたいです。口数は少ないけれど、可愛い存在で、愛嬌もあるし、弟みたいにすねたりすることもあるんです」と言うと、古家からの「愛嬌を見せて」とふられたジェイソン。照れながら「おかえり~」と愛嬌を振りまき、ファンをキュンキュンさせた。そのジェイソンは、隣のワウの両手を握り、「ワウちゃんは本当に可愛いロボットです。無口で行動が不自然なんです(笑)」と紹介した。
最後のワウは端にいるチャンを「カモ~ン」と呼ぶと、自分の膝の上に乗せ、「チャンちゃんはA.C.Eのビタミンです。一緒にいたら元気をもらえます」と話すなど、5人は仲の良さを垣間見せた。
また、これまで30回以上は路上パフォーマンスを行ったというメンバーたち。冬の始まりに白いシャツとパンツ、血のりメイクという格好で、ブルブル震えながらゾンビパフォーマンスをして、寒いのに休憩時間にアイスまで食べたことが印象に残っていると明かし、後でステージが用意されているので、ここではちょっとだけ、そのゾンビパフォーマンスを披露した。
さらに、A.C.Eを知ってもらえるチャンスだと思って、情熱を持って臨んだという「THE UNIT」と「MIXNINE」の話も。偶然にもカメラ監督が同じで、それぞれの現場でメンバーたちが頑張っていることを伝え聞き、「君たち上手くいくよ」と言われたことがうれしかったと振り返った。
次のステージは、その「THE UNIT」と「MIXNINE」で披露した曲を生披露。まずは、「THE UNIT」に出演したジュンとチャンが、評価ステージでRain(ピ)から「2人の息がぴったり合っていて、上手くこなせていた」と褒められ、合格を勝ち取ったソンミの「Gashina」を披露。ポイント振付の“拳銃ダンス”など、セクシーで力強いパフォーマンスを見せ、ファンを魅了した。
続いて、「MIXNINE」に出演したドンフン、ワウ、ジェイソンは、事務所ツアーでパフォーマンスし、YGのヤン・ヒョンソク代表から絶賛された映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」の主題歌「See you again」をはじめ、「Call of the Ambulance」、「Make it Nasty」を披露し、3人の美しいハーモニーやダンスパフォーマンスで魅せた。
そんなカッコよさあふれるステージの後は、メンバーたちの素顔がのぞける究極の2択コーナーへ。「もし動物になれるならA犬、B猫」というお題ではジェイソン以外、全員が犬を選択。チャンは最近、行動や顔立ちが大型犬に似ていると言われたとか。「我慢できるのはA空腹、B睡眠」という質問では、空腹が我慢できないから睡眠を選んだというワウ、ジュン、チャンが食べ物の話から、昨日5人で寿司を80皿食べたことや、「住むならAめっちゃ暑い、Bめっちゃ寒いところ」という質問では、ジュン以外、全員が寒いところを選び、ワウは冬でも水シャワーを浴びていることを明かすなど、メンバーたちの意外な一面が次々とあわらになり、ファンを楽しませた。
次のライブパフォーマンスは、それぞれの魅力を最大限に引き出したユニットステージ。A.C.Eが誇るメインボーカルのドンフンとチャンが、優しくも力強い鮮やかな歌声でジョン・レジェンドの「All of Me」を歌い上げると、その2人にジュンが加わり、イム・セジュンの「今日は行かないで」を切ない歌声で情感たっぷりに熱唱した。続いて、ドンフンとジュンが、練習生のときに初めてカバーしたというダビチのバラード「また泣く、またCry Again」を2人ならではの感性で表現した。
心を揺さぶる歌声でファンの耳を刺激した後は、A.C.Eが誇るダンサーたちの出番。クリス・ブラウンの「Love More」でワウとジェイソンのユニットダンス、ジュンのソロダンス、PARTYNEXTDOORの「Her Way」でワウとジェイソンがパワフルでセクシーなダンスを繰り広げ、ファンの目をくぎ付けにした。
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