着替えを終えてステージに登場した5人。次は開演前、質問BOXに投書されたファンからの質問に答えるコーナーに。「日本に来てビックリしたことは？」という質問に、ドンフンは「コンビニにおいしいものがたくさんあること。太った気がします（笑）」と答え、ジュンは「東京の夜景が忘れられないです。本当にたくさん写真を撮ったんですよ。でも夜景より、目の前にもっとキレイな方たちが見えますね」とファンのハートをわしづかみに。そうして、質問に答えながらファンと触れ合ったメンバーたちは、1人ずつ最後のあいさつへ。
チャンは日本語で「A.C.Eの初めてのFan-conへ来てくれて、本当にありがとうございます。サランハムニダ（愛してます）」、ドンフンも日本語で「とても幸せでした。きょうは会えて本当にうれしかったです。これからもたくさん会いましょう」、ジュンは「こういう光景を想像はしていたんですが、実際に5人でここに立ってみて、この気持ちは言葉では言い表せないです。それぐらい心から感謝しています。これからもこういう瞬間が増えたらうれしいです。これからも頑張ります」と伝えた。
ジェイソンは「素晴らしい公演をさせていただき、感謝しています。（日本語で）僕たちこれからいっぱい、いっぱい会いましょう！」、ワウも日本語で「きょうは本当に楽しくて幸せでした～」と充実した表情を浮かべた。
今後、「THE UNIT」、「MIXNINE」から誕生した期間限定ユニットとしての活動も並行して始まるメンバーもいるが、リーダーのジュンは「5人が離れていても、一緒にいても常に皆さんのことを考えて、カッコいいステージを準備しているということを忘れないでください」とファンに約束した。
そして、路上パフォーマンスでも話題となった「ZOMBIE DANCE」、2ndシングルのパワフルな高速チューン「Callin'」を披露し、最後まで熱く盛り上がって、本編が終了した。
熱烈なアンコールを受け、再び登場したA.C.E。「MIXNINE」でドンフンのいたチームが歌い、YGのヤン・ヒョンソク代表に「印象深いステージだった」と言わしめた東方神起の「Love in the Ice」を日本語バージョンで大熱唱。1人1人がドラマチックに歌い上げ、歌の上手さが際立っていたのはもちろん、絶妙なハーモニーを奏で、観客を圧倒した。
続いて、BIGBANGの涙腺を崩壊させる曲とも言われている「LAST DANCE」を歌った5人。別れと希望が込められた切ない歌詞だが、歌い出しのドンフンがすでに涙声で歌い始めると、ほかの4人もつられるように涙が頬をつたい、声を詰まらせながらも、思いを込めて最後まで歌い切り、会場を感動に包んだ。
タオルで涙をふくメンバーたち。ジュンは「すみません…。歌を届けなくてはいけないのに、泣き声を届けてしまいましたね。ステージに上がるまで、本当に大変な道のりでした。いまステージに5人が立っていますが、僕たちをこのステージに立たせるために、多くの方が苦労してくださいました。そして、皆さんがいるから僕たちがここにいることができます。いつもファンの皆さんの前でコンサートをするというのは、どんな気分なんだろうと考えていましたが、いまこの場で、すごく感じています。いつまでも忘れません。A.C.EがいるからCHOICE（A.C.Eのファン）がいるのではなく、CHOICEがいるからA.C.Eがいるということを。泣いたらダメなんですが、泣いてしまいました（笑）」と込み上げる思いを口にした。
そんな湿っぽい雰囲気をドンフンが「もう泣くのはやめよう」と変え、最後は「楽しく遊びましょう！」とBLACKPINKの「PLAYING WITH FIRE」を披露。メンバーたちもペンライトを持ち、メンバーたちがワウのお尻をペンライトで叩いたり、じゃれあったりしながら、楽しい雰囲気でエンディング。
ジュンが「本当に皆さんに会いたかったです。皆さんのことをいつも大事に思っていること、知っているでしょ？ A.C.Eは常にCHOICEと一緒に歩んでいきます。僕はリーダーとしてA.C.Eを引っ張っていくので、皆さんがA.C.Eを引っ張っていってください」と締めくくり、“ステージに立ちたい”という切実な思いを持った5人がそれぞれの魅力を存分に発揮し、初来日公演を大盛況で終了した。
取材：Korepo(KOREAREPORT INC)
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