
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvN土日ドラマ「プロボノ: アナタの正義救います!」(視聴率8.0%)第4話では、カン・ダウィ(チョン・ギョンホ)がキム・ガンフン(イ・チョンム)のために、国家や財閥会長までも標的に据えた見事な弁論を展開した。
一審で敗北を喫したダウィは、控訴審の準備段階から戦いの舞台を大幅に広げた。一審判決の根拠となった「すべての生命は平等であり、尊重されるべきである」という憲法条項に反旗を翻し、平等な生活を保障されていないガンフンに代わって、国を提訴するという記者会見を開いたのだ。さらに、ウンサン総合病院のチェ・ウンサン(ユ・ジェミョン)会長までをも責任の当事者として引きずり出す覇気を見せた。
続いて、ダウィは現場検証を通じて、依頼人の現実と事案の切実さを明白にアピール。華麗な弁舌で控訴審判事のクク・ヨンジュン(イ・デヨン)と相手弁護士のウ・ミョンフン(チェ・デフン)に現場検証を承諾させると、2人を実際に車椅子に乗せて裁判所まで移動させ、ガンフンの日常的な不便さを身をもって体感させた。さらに、ガンフンが毎日遠い道のりを移動してプロボノチームを訪ねてきた事実を伝え、今回の訴訟にかける切実さを裁判所に強く印象づけた。
これに対し、ミョンフンは母親のチョン・ソミン(チョン・サッピョル)を証人として立たせ、幼いガンフンの苦痛は障がいだけが原因ではなく、養育環境に起因している可能性があると反論。さらに、法定代理人である彼女が今回の訴訟を許可した点に触れて、鋭い質問で強く追い詰めた。
ミョンフンの攻勢に対し、ダウィはウンサングループのチェ・ウンサン会長を証人として申請し、強力な対抗措置に出た。ウンサンが法廷に出廷すると、ダウィは彼が中絶反対運動を後援してきた事実と、それに呼応するグループ内の基本方針を次々と指摘。会長の直接的な指示がなかったとしても、ウンサン病院で起きた出来事が彼の信念と無関係ではないことを理路整然と説き、最終的にウンサンにソミンの出産との関連性を認めさせた。
ただし、「どのような困難も努力によって克服できる」という信念を掲げるウンサンは、損害賠償責任を否定した。彼の立場では、ガンフンの人生は損害と規定される状況ではないと考えられたからだ。しかし、ウンサンに直接質問したいと手を挙げたガンフンは、いじめが原因で一般の学校を辞め、さらには特別支援学校の新設さえ地域の反対によって阻まれている現実を語り、「僕はどんな努力をすれば、ほかの子供たちのように生きられるのですか?」と問いかけた。
WOW!Korea提供






